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2025年12月14日

─「 まさか、あの男と妻が…」と絶句した夫たちの苦悩 ─

2025年11月21日

マイホームの夢を叶えた矢先の悲劇、「まさか、妻と営業マンが…」

「まさか、あの営業マンと…」―。新潟市の会社員・高城元也さん(仮名・42)は、当調査事務所が作成した報告書の写真を見つめたまま動けなくなりました。

 

彼が家族のために建てたばかりの新築のマイホームは、完成からまだ3 カ月しか経っていませんでした。

 

高城さんから当調査事務所がご相談を受けたのは、つい1 カ月前のことです。

妻の美雪さん(同・26)の様子がそれまでとは明らかに変わり、高城さんいわく「外出が増えて、スマホを隠すようになった」ことから、私たちは素行調査に着手しました。

 

高城さんと美雪さんとの間にはお子さんが二人いらっしゃいます。平日の午後、美雪さんは自分の車で駅近くの駐車場へ向かいました。そしてそこに男性が現れ、美雪さんは彼の運転する黒いSUVに乗り込んで、そのまま市内のラブホテルへ消えていったのです。

 

こうした密会写真を目の当たりにした高城さんは、こうおっしゃいました。

「この男はマイホーム建築を担当した住宅メーカーの営業マンです」(高城さん)

 

高城さんはこう言ったまま絶句しました。その住宅営業マンは、家づくりの過程で何度も高城さん夫婦と顔を合わせ、高城さんも信頼を置いていた存在でした。

 

高城さんが消え入りそうな声で続けます。

「家族のために建てた家が、裏切りの場所になるなんて…」 (同)

 

高城さんはすぐさま美雪さんを「これはどういうことなんだ!?」と問い詰めたといいます。すると美雪さんは浮気したことをあっさり認めたものの、「だって、あの人のことが好きなんだもの!」と逆上し、高城さんを家から追い出したというのです。

 

美雪さんは高城さんよりも16歳年下で、奔放な性格の持ち主なのでしょう。しかし、それにしても身勝手な言動というほかありません。

 

夜になって明かりが灯った新居―。主のいない新築のマイホームに美雪さんはその営業マンをたびたび招き入れました。

 

高城さんが憤っていいます。

「俺の家ですよ! ローンも俺が払ってるのに…」(高城さん)

 

高城さんの声は怒りよりも深い絶望に満ちていました。私は探偵として数多くの浮気現場を見てきましたが、これほど胸を締め付けられた調査案件はそうそうあるものではありません。

 

家族のために働く男性にとって、マイホームの夢を叶えることは人生最大の喜びといっても過言ではありません。またマイホームの夢を叶えた夫は妻から尊敬され、ありがたがられる存在でもあるはずです。

 

にもかかわらず、そのマイホームから追い出されて途方に暮れる高城さんに私はかける言葉が見つかりませんでした。…続きは本誌で

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