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2026年02月27日

─ 思いを寄せる彼女がコンパニオンだった男性の苦悩 ─

2026年02月27日

月1回のペースで一緒に飲みに行く彼女の本業は…

探偵の仕事をしていると、人の「信じたい気持ち」と「疑ってしまう心」が、同じ胸の中でせめぎ合う瞬間に何度も立ち会います。今回の調査依頼者も、まさにその渦中にいました。

 

新潟市在住の会社員・富井久彦さん(仮名・42)は婚姻歴のない正真正銘の独身で、ご本人いわく「これまでの恋愛経験は片手に収まるほど」だといいます。

 

当調査事務所を初めて訪れた際、富井さんはスーツの襟元を何度も直しながら落ち着かない様子でこうおっしゃいました。

「所長さん、笑わないでくださいね。実は最近、知り合った女性が僕以外の男性とも頻繁にお酒を飲みに行っているようなんです」 (富井さん)

 

富井さんはその女性とマッチングアプリを通じて知り合ったのだといいます。プロフィルによると女性の年齢は33歳。優しげな写真の印象そのままに、実際に会ってみると性格が明るく、聞き上手でもあったそうです。

 

富井さんが話します。

「初回は新潟駅前の居酒屋で一緒にお酒を飲みました。マッチングアプリでやり取りをする中で、一緒に食事をする場合には彼女に1 回につき1 万円のお小遣いを渡すことになったので、僕は約束どおりポチ袋に1 万円を入れて渡しました。

 

その後も二度目、三度目と月に1 回のペースで彼女と飲みに行くようになりましたが、僕には気になることがありまして…」 (同)

 

そう言って富井さんはうつむき加減で本題に入るのでした。

「実のところ僕は彼女のインスタグラムを見つけたんです。インスタには居酒屋やレストランで食事をした時の写真が連日のように投稿されていて、その頻度が半端ではなくて…。僕としては、毎日のようにいったい誰と飲み歩いているのか心配でならないのです。

 

もちろん僕がやっていることはパパ活のパパ役なんだと自分でも分かっています。パパ活って、いってみればお金で割り切った関係ですよね? でも、お店を出て別れ際に彼女が“またね” といって手を振る姿を見ているうちに、僕は徐々に彼女に惹かれているんだと気付きました」 (同)

 

富井さんの調査依頼内容はいうまでもなく彼女の素行調査です。ターゲットの女性がいつ、どこで、誰と食事をしていたのかを判明させるのが私たち調査員に与えられたミッションで、必要があれば飲食店を出た後の追跡調査も視野に入れます。

 

すると調査開始から数日で調査対象の女性の行動パターンが見えてきました。夕方になると髪を整えて綺麗にお化粧をし、私服ないし制服風のツーピースを着て、男性が運転するワンボックスカーに乗って移動。

 

行き先はホテルの宴会場や料亭の個室など、お酒と食事が提供される場所ばかりです。彼女の本業は何を隠そう、コンパニオンでした。…続きは本誌で

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