─ 探偵も言葉を失った“ 変態教師グループ”の悪行三昧 ─
2025年07月27日
現役教師グループによる最低最悪の連続わいせつ事件
正直に申し上げて、ここまで悪質な犯行が教育現場という密室で行われていた事実に、私は驚きと怒りを禁じ得ません。6月末に名古屋市や横浜市の小学校教師たちが、匿名性の高いSNS上で女子児童の下着や着替え姿を盗撮するなどして逮捕されたわいせつ事件のことです。
42歳と37歳の男性教諭らが性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕されたほか、両容疑者と同じグループのメンバーとされる34歳の男が、15歳の少女や児童3人に対する不同意わいせつ容疑などで起訴されていたことも発覚。逮捕・起訴された3人はいずれも現役の小学校教師でした。
探偵という仕事柄、教育関係者のスキャンダルを数多く目の当たりにしてきました。しかし、そのほとんどは不倫であり、今回のように矛先が未成年の子供たちに向けられた事案は皆無です。
しかも彼らはSNS上で女子児童の下着や着替え姿を盗撮した画像を他の教師らと共有し、そのメンバーは10人にも上るというのです。これはまさしく現役教師が作り出した裏社会の性犯罪ネットワークといっても過言ではありません。
「学校の先生が、そんなことをするはずがない」
多くの保護者がそう信じています。私も同じくこんなことが起こるなんて想像もしていませんでした。しかし、この問題を機に考えてみますと、刑事事件に関わらずとも変質的な教師の事件は幾多も発生していますし、探偵としての経験から見ても教師同士の不倫は職場不倫の中でもトップクラスの件数に上ります。教師もまた欲望を持つ一人の人間であり、人によっては理性を抑えられずに暴走する者も存在するといえるのでしょう。
以前、私が調査した県内の複数の教師が、週に何回もデリヘル遊びに興じていました、彼らなど今から思えば刑事事件の被害者を生んだわけでもなく可愛いものでした。その中の一人である小学校の校長は、通院のためと偽って早退してホテルに行き、デリヘル嬢を呼ぶ始末でした。
デリヘルは公安委員会に届け出て営業している風俗店のため、利用するのはまったく違法ではありません。しかし教師という立場を鑑みると、決して褒められたものではないと思います。
また今から数年前には、県内の小学校の男性教師が未成年者にわいせつな行為に及んで逮捕され、新聞でも報じられました。最近はあまり使われなくなった言葉ですが、この男性教師はSNSを通じて知り合った女性相手に援助交際を常習的に行っていたのです。
しかもこの男性教師は、お礼にお金を支払う約束をして女性たちとホテルに行ったにもかかわらず、事を終えて別れ際に「お金は次に会ったときに、まとめて払う」などとウソを言って姿をくらます手口を繰り返していたことから、怒った被害者が警察に駆け込んで足が付いたのです。
この小学校教師ほど酷くはありませんが、教師同士の不倫調査も数多く手掛けてきました。読者の皆さんの中には、血気盛んな若い男性教師が不倫をするのだろうと想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には50歳を超えた校長や教頭の不倫も少なからず発生しています。大概は同じ学校に勤務する女性教師と男女関係となり、どちらかが他校に転勤した後にも関係を続けているパターンです。
学校の教師がクラブのママやホステスなど、水商売の女性と深い仲になるという話はあまり聞いたことがありません。お金がかかるからなのかもしれませんが、おそらく教師が身を置く世間は予想以上に狭いという事情もありそうです。
いずれにしても“変態教師グループ”が引き起こした今回の事件は、これまでの教師のスキャンダルとは一線を画す、常軌を逸したものにほかなりません。…続きは本誌で














