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2024年11月8日

肌をきれいにする治療

2024年02月27日

エールホームクリニック長岡
田中真百合 医師

 

■医師データ
田中真百合。佐賀大学医学部卒。永寿総合病院、日本医科大学皮膚科助教、都内皮膚科クリニック院長を経て現職。皮膚科専門医。

 

 

 

小学館が発行するファッション誌『CanCam』が全国の20代~50代の男女1132人に対し、相手の第
一印象をどこで判断しているかとのアンケート調査を行ったところ、7割以上が顔と回答したという。予想
通りともいえるが、まずは好印象を与えるためにも、『顔』はきれいにしていた方が賢明だ。そこで今回は
美容皮膚科について取り上げる。解説はエールホームクリニック長岡の田中真百合医師にお願いした。

 

「当院の皮膚科では皮膚科専門医が常時3名体制で診療を行っています。皮膚科では、アトピー性皮膚炎や湿疹、かぶれ、やけどなどの皮膚科一般のほか、美容皮膚科にも力を入れています。

 

当院の美容皮膚科で行っている治療はしみの改善のほか、ほくろやいぼの除去、にきび跡の改善、顔の肌のたるみの改善などです。

 

顔のしみに対しては、色みに反応するしみ取りレーザーを患部に照射し、改善を促す治療を行います。

 

ほくろやいぼなど盛り上がっている部分の除去には、削る効果のあるレーザーを使用し、患部を削ることで改善を促します。

 

ニキビの跡がでこぼこのクレーター状になっている場合は、先ほどのほくろ・いぼの除去に使用したのと同じ機器を使いますが、先ほどはピンポイントだったレーザー照射のモードを変え、より広範囲に、細かく、まんべんなく照射します。これにより、いったんでこぼこの肌の組織を壊し、自然治癒していく過程で肌が平らに、きれいに再生していくことが期待できます。

 

顔の肌のたるみに関しては、また別の機器を使用します。たるんでいる部分に長い波長のレーザーを当て、たるみの奥に熱を生じさせます。この熱の効果でコラーゲンを増やすことができます。コラーゲンの密度が高くなることで土台がしっかりしますので、顔の表面のたるみが持ち上がり、たるみが改善することが期待できます。…続きは本誌で

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