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2024年06月12日

─ フィリピン人妻の相次ぐ “逃亡”で問われる日本の真価 ─

2023年09月27日

アジア女性にとって日本は本当に「憧れの国」なのか⁉

 

この探偵物語のコーナーでは、国際結婚をした男性が調査依頼者となった事件ファイルを過去に何度か紹介してきました。パートナーの多くはフィリピン女性やタイ人女性ですが、彼女たちの中には日本での豊かな生活に憧れて日本人男性と結婚する人たちが相当数いるようです。

 

しかしながら日本の国際競争力に陰りが見え始めている近年、東南アジアの女性たちにとって日本は必ずしも「憧れの国」ではなくなりつつあるとの指摘があります。彼女たちは、これからどこへ行こうとしているのでしょうか?

 

長野市在住の自営業・野田恒弘さん(仮名・41) がフィリピン人女性のマイカさん(32) と結婚したのは今から6年前のこと。当時、野田さんは35歳、マイカさんは26歳でした。

 

国際結婚を手掛ける結婚相談所を通じて知り合った二人は、交際期間2カ月を経てゴールイン。市内の賃貸マンションで暮らし始めました。

 

野田さんが話します。

「マイカはそれまで日本を訪れたことがなく、私との結婚を機に初めて来日しました。当然ながら日本語は話せませんし、日本での生活の仕方も一から勉強しなければなりませんでした。したがって私は彼女に主婦業に専念してもらうようにお願いしたのです」(野田さん)

 

野田さんに言われたとおり、マイカさんは立派な主婦になるべく一生懸命に家事をこなしたそうです。

「掃除や洗濯は完璧でした。私は食事についてはあえて日本食を望まず、フィリピン料理を作ってもらいました。そのほうが彼女に負担がかからないと考えたからです」(同)

 

譲るべきところは譲るというのが野田さんの考え方のようで、これが奏功してマイカさんとの結婚生活は順風満帆な船出となりました。

 

ところが結婚2 年目に入ってほどなくして、雲行きが怪しくなります。

 

野田さんがいいます。

「専業主婦だったマイカが外で働きたがるようになったのです。具体的には、介護士になって老人福祉施設で働きたいといいます。その当時、介護現場での人手不足が深刻で、フィリピン人女性を雇用する施設が増えているとマスコミで報じられたことから、彼女もそれに刺激されたのでしょう」(同)

 

しかし野田さんはマイカさんが介護士になることに反対でした。

「我が家の収入は私の稼ぎだけでしたが、なんとかやり繰りして彼女の家族にも一定額を毎月送金していたものですから、わざわざ外で働かなくてもと…」(同)

 

結局、二人の意見はぶつかり合い、これがきっかけでマイカさんが家出をして結婚生活は1年半足らずで別居に至ることに…。

 

野田さんが話します。

「別居後、マイカは新潟に移り住みました。ただし同居はしていませんが、マイカとは夫婦関係にあります。別居して半年経ちますが、いったい新潟でどんな生活を送っているのでしょうか? 果たして元気にやっているでしょうか?」(同)

 

野田さんからのご依頼は、マイカさんの近況調査でした。調査の結果、彼女は現在、友人らしき女性と同居しながら外国人パブで働いていました。Wワークはしておらず、かつて希望していた介護士の仕事はしていません。

 

調査報告を受けて、野田さんがいいました。

「私と揉めた後、あまり時間を置かずに新潟に家出したことには驚きました。そして介護士ではなく外国人パブで働いているとは…。同居していたのが女性で安心しましたが…」(同)

 

どちらにしても野田さんの思いは複雑です。…続きは本誌で

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