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2022年10月1日

─ 探偵も人の親…子の恋愛に 一喜一憂、苦悩する! ─

2021年11月27日

先輩探偵O氏の長男が彼女に貢いで借金200万円⁉

 

私は探偵業を始めて以来、25年以上にわたって調査依頼者様のご家庭の実情を目の当たりにしてまいりました。夫として、子を持つ親として大変勉強させられることが多々あります。

 

しかしだからといって、探偵業に携わる私が常に順風満帆な家庭生活を送っているかというと、決してそんなことはありません。人間的に未熟な面は否めませんが、調査業を通じて得た教訓を実際の家庭生活に生かすのは、なかなか難しいことのようです。

 

私には古くからお付き合いさせていただいている調査業者O氏という心強い先輩がいますが、関東圏を拠点に日本中を股にかけて数々の調査を手掛けてきたO氏でさえ、自身の家庭内に少なからず悩みを抱えているといいます。果たして、その悩みとは…。

 

最近、先輩探偵のO氏が電話で以下のような話を始めました。

 

「実は28歳の長男に新しい彼女ができてさ。東京都内に住んでいる女性だそうで、息子の方は結婚も視野に入れて本気で付き合っているらしい」(O氏)

 

このご長男にはこれまでにも何人か付き合った彼女がいたそうです。

 

「3年ほど前には年下の23歳の彼女を家に連れてきたこともあったよ。何かスポーツでもやっているのか、随分と体格のいい女性だった。でも、いつの間にか別れていたんだね。

 

別に新しい彼女ができること自体はめでたいことなんだけど、どうやら息子の奴、その彼女に随分とカネを貢いだらしいんだ」 (同)

 

一口に男性が交際している女性にお金を貢ぐといっても、さまざまな形態が考えられます。デートのときに女性に食事をご馳走しただけでも「貢いだ」と感じているケチな男性もいれば、逆に女性から100万円もする高級バッグをねだられて買ってあげた男性自身が貢いだのではなく、「プレゼントした」と認識している場合もあるわけです。

 

これを踏まえて、私はO氏にこう申し上げました。

「バブル世代の私から言わせていただきますと、今から30年前には男性が女性に高級レストランで豪華ディナーコースをご馳走したり、高価なアクセサリーをプレゼントしたりするなどというのは当たり前に行われていたじゃないですか!

 

クリスマスイブには東京都内の高級ホテルがどこも予約で一杯という時代でしたからね。それに比べると今の若い男性は堅実というか、地味というか、おとなしいわけですよ。

 

当時でさえ、そんなことできなかった僕からしたら、ある意味で息子さんは男前と思ってしまいますよ。今の世の中にあって彼女に多少なりともお金を使うというのは、男の甲斐性ではありませんか」 (私)

 

これに対してO氏は、「実はね、それがね…」といって以下のように続けます。

 

「女にカネを貢いだ息子本人があっけらかんとしているなら、たしかにそれは甲斐性といえるかもしれないよ。しかし実際のところはね、息子のほうから父親のオレに泣きが入ったんだよ。息子は“キャッシングしてカネを借りて彼女に貢いでいたら、借金で首が回らなくなってしまった”って。

 

話によると、借金はざっと200万円。クレジット会社でキャッシングを繰り返しているうちに、雪だるま式に借金が膨らんでしまったらしい」 (O氏)

 

こうしたことからO氏は、ご長男が借金200万円を返済するためのお金を用立てることにしたといいます。

 

O氏がいいます。

「息子ったら、オレにカネを無心したにもかかわらず、この期におよんで“今回のことはお母さんには内緒にしておいて”なんて釘を刺すんだよ。まったく誰に似たんだか、調子のいい奴だ(苦笑)」(同)…続きは本誌

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