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2024年03月28日

脱原発を隠れ蓑に県民を騙す県営メガソーラー事業の詐欺的手口

2014年05月26日

県内で目下、メガソーラー発電所が急増している。昨年から今年にかけて新たに6カ所の発電所が稼働。現在も大規模施設が進められており、今後相次いで稼働開始する。太陽光を利用して発電するメガソーサーは脱原発を旗印にクリーンなイメージが先行しているが、そのウラには庶民を欺く驚愕のカラクリが隠されている。銀色に光り輝くメガソーラー事業の暗部を白日の下にさらす。

 

相次ぐメガソーラー建設

 

「メガソーラー」とは、その名のとおり従来よりも格段に大規模かつ高出力の太陽光発電のことをいう。具体的には出力1㍋㍗(1000㌔㍗)以上の発電システムがメガソーラーと呼ばれる。

 

メガソーラーと本県はもともと因縁浅からぬものがある。というのも日本初の商業用メガソーラー発電所が稼働開始したのが何を隠そう、ここ新潟だからだ。

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経済産業省の主導により一般社団法人「新エネルギー導入促進協議会」が「地域新エネルギー等導入促進対策費補助事業」を創設。これを受けて県が「雪国型メガソーラー」の共同事業者を公募した結果、昭和シェル石油の提案が採択され事業化が決まった。

 

発電施設が建設されたのは新潟市東区平和町の同社旧製油所跡地で、2010年8月に稼働開始。年間発電量は約100万㌔㍗で、一般家庭180軒分の年間使用電力量に相当する電気を発電しているという。

 

この国内商業用第1号プロジェクトが呼び水となり、メガソーラー事業に本腰を入れたのがほかならぬ県企業局だった。「新潟版グリーンニューディール政策」を掲げる泉田裕彦知事が阿賀野市の東部産業団地にメガソーラー発電所を建設すると発表。…続きは本誌にて

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