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2024年03月29日

好事魔多し!! 韓国企業とのコラボでブログが炎上した亀田製菓

2012年05月25日

過去最高益、株価も上昇

 

亀田製菓は2000年に新潟証券取引所が幕を閉じたのと同時に東証第2部に上場。そして今年4月6日に東証1部へと指定替えした。国内の米菓メーカー最大手としての印象がますます強くなった。

 

2000年頃からの経営構造改革が実を結び、業容は順調に拡大してきたと見てよい。

 

この5月11日に2012年3月期の決算が発表されたが、少なからず東日本大震災の影響を受けたにもかかわらず、過去最高益を更新。経常利益は前年比3.1%増を記録した。売り上げは微減ながら、合理化から骨の太い経営体力を構築したといえる。

 

 

現在、国内の菓子業界は実に厳しい状況にある。この決算期においても、業界各社を見渡せば軒並み減収減益にある。大きく影響しているのはやはり東日本大震災と原材料コストのますますの高騰だろう。

 

ロッテ、森永という国内大手も、実に50%程度の減益を被っている。こと米菓業界に限っても、やはり原材料高騰の煽りから軒並み減益。

 

菓子業界で唯一といっていい〝左ウチワ〟はカルビーだけ。前年比18%の増益だが、ここまでくれば業界の巨人という地位が揺るぎない。

 

増益となっているのは菓子業界を見渡してもカルビーと亀田製菓くらい。亀田製菓の場合は徹底した合理化戦略、特に販売店の絞り込みによる営業経費の削減、柿の種、ハッピーターンなど主力定番アイテムの好調さによって増益を維持したと見られている。

 

主力商品が好調というのは大きな強み。生産ラインの合理化で大量生産が可能なため利益率が高い。…続きは本誌にて

 

 

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