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2026年04月27日

『〝早めが肝心〞骨密度検査のススメ』

2026年04月27日

竹内 峻 氏

■医師データ
竹内峻。佐賀大学医学部卒。新潟大学医学部整形外科入局。新潟大学医歯学総合病院、済生会新潟病院、魚沼基幹病院、県立新発田病院などを経て11月に開業予定。日本整形外科学会認定整形外科専門医。

 

 

 

介護や支援が必要となる原因の第4位は骨折で、全体の約12・5%を占める(公益財団法人・生命保険文化センター調べ)。その骨折の大きなリスク要因が骨粗しょう症だ。そこで今回は、骨粗しょう症の早期発見のための検診などを取り上げる。解説は11月に燕市で開業予定の竹内峻先生にお願いした。

 

「高齢者の4大骨折といわれるのが、大腿骨の骨折と脊椎の骨折、上腕骨の骨折、手首の骨折です。これらの骨折のきっかけの多くは転倒です。若くて骨が丈夫であれば、転倒しても打撲くらいで済みます。しかし骨がもろくなっている高齢者が転倒すると、骨折のリスクが高まります。転倒時、人は反射的に手をつくものですが、その際は手の骨折が多くなります。高齢になって反応が鈍くなってくると、転倒の際に咄嗟に手がでず、尻もちをつくことが多くなります。これは危険な転倒で、このケースでは大腿骨や背骨の骨折のリスクが高まります。

 

本邦では年間に約20万人が大腿骨を骨折しています。大腿骨の骨折では、10人に一人が寝たきり、お亡くなりになるというデータがあります。また、大腿骨の骨折を経験した人の10人に一人が、将来的に反対側の大腿骨も骨折するというデータもあります。健康寿命をできるだけ長
く保つためには、大腿骨の骨折はできるだけ避けなくてはいけません。…続きは本誌で

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