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2026年07月27日

“三羽のツバメ”を囲った中年女性の奔放な性

2026年07月27日

─ 探偵と編集者が 過去16年超を振り返る【前編】―

 

2010 年新年号から始まった本連載「探偵物語」は、今回で節目の第200 回を迎えます。男女の業、嘘、未練、執着などが交錯する愛憎ドラマを中心に執筆し続けて16 年超が経過しました。第200 回到達を記念して、私ことシークレットサービス新潟所長と担当編集者M氏が本号と次号の2 回にわたって印象深い調査案件を振り返ります。

 

“三羽のツバメ”を囲った中年女性の奔放な性

 

編集者M 連載開始から16年半ほどになります。最初の頃は、特に濃い事件ファイルが続きましたよね。第1回のタイトルが〈女教師、同時多発不倫〉で、いきなり鮮烈でした。

所長 そうですね。あれも非常に印象に残っていますが、当時はまだ私も若かったですし、調査手法がイケイケでしたね。今思えば、連載の出だしとしては、かなりインパクトのあるものを並べたと思います。

 

編集者M 中でも、ラブホテルを出た後に人妻のミカコさん(仮名・35)がレストランで若い男性にお腹いっぱい肉を食べさせて、再びラブホテルに入る話はよく覚えています。

 

所長 あれはミカコさんのご主人から依頼された調査案件でした。ミカコさんは新聞販売店で働いていて、同僚のケンジ君(29)と浮気をしていたのです。ミカコさんはケンジ君よりも6歳年上でした。

依頼者のご主人が不貞行為を裏付ける証拠をミカコさんに突き付けたことから不倫関係は解消されましたが、それから約3年後に偶然にも今度はケンジ君の奥様から「夫が浮気をしているらしい」と相談がありましてね。調査してみると、12歳年上の別の女性と不倫していたのです。

 

編集者M ケンジ君は根っからの熟女好きだったんですね。

 

所長 そうだと思います。とはいえ私の立場上、ケンジ君が約3年前にも別の女性、すなわちミカコさんと浮気をしていたことを奥様に伝えるわけにはいきません。この事実を勝手に明かしたら、ケンジ君の奥様がミカコさんに慰謝料請求をしかねませんからね。 そこで私がミカコさんのご主人に改めてご連絡したところ、ご主人は3年経ったその時点でもミカコさんの素行に不信感を抱いているとのことでしたので、無償でミカコさんの素行調査をさせていただく代わりに、3年前にケンジ君とミカコさんが不倫関係にあったことを奥様に伝えさせていただきました。

 

編集者M すると調査の結果、ミカコさんがまたしても “若いツバメ”を囲っていたと…。

 

所長 浮気相手のトシヤ君は29歳で、当時38歳だったミカコさんよりも9歳年下でした。二人は鳥屋野潟のラブホテルを頻繁に利用していましたが、ラブホテルを後にしてハンバーグレストランに入り、トシヤ君が巨大ハンバーグを平らげたと見るや、ミカコさんが運転する車がまたしてもラブホテルに猛然と入っていったのです。

 

編集者M ミカコさんはその4年後にも、19歳年下の別の男性と不倫をしていたんですよね。

 

所長 それぞれ時期は違いますが、計3人の“ツバメ”を囲っていたのです。

 

編集者M 記事のタイトルは〈多情なる燕三羽の女〉―。中年女性の奔放な性を彷彿とさせる調査案件でした。…続きは本誌で

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