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2026年04月27日

新潟商工会議所・廣田幹人会頭インタビュー

2026年04月27日

廣田会頭は廃止が決まっていたANA新潟―福岡路線を率先して復活に導いた。まさに行動の人である。走りながら思考を深めるタイプでもある。就任間もないながらも、気さくで懐の深い人柄が印象的な廣田会頭に、率直に話を伺った。 (聞き手 本誌 瀬戸田鎮郎)

 

全国津々浦々の動向情報を新潟発展に如何に結び付けるか

 

瀬戸田 新潟商工会議所会頭は日本商工会議所の副会頭も兼務されており、全国各地の動向を把握できる利点があります。その他、兼務によるメリットにはどのような
ものがありますか。

 

廣田 全国には私を含めて、11人の副会頭がおられます。北は札幌から仙台、新潟、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸、高松、広島、福岡まで。サントリーの鳥井副会長、神戸製鋼所、京都の堀場製作所など、名だたる経済人が顔を揃えています。リーダーである会頭は、三菱商事の小林健相談役であり、まさに別格の存在です。私の身の丈を超えています。

 

仮に私が綜合警備保障の社長であればまだしも、実際には100億規模の新潟綜合警備の社長に過ぎません。周囲には数千億、あるいは数兆円規模の企業を率いる経営者が並んでいます。

 

だからこそ、通常では得難い経験を積むことができ、世界の潮流を肌で感じ取ることができるのです。

 

国内にはさまざまな経済団体がありますが、日本商工会議所は地域や地方の企業、特に中小・零細企業に寄り添う団体です。

 

副会頭が在籍する11の商工会議所の中で、新潟は会員数約4600と最も小規模です。しかし、だからこそ、地方のリアルな声を日本商工会議所を通じて政府へ届けるダイナミズムがある。新潟が日本の中でどの位置にあるのかを見極めながら、発展に向けた提言を続けていきたいと考えています。

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