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2024年11月8日

夏に備えたい、家庭でできる食中毒予防

2024年04月30日

初夏から夏にかけて増えてくるのが食中毒だ。とくに近年は猛暑続きなので、食品も傷みやすい。そこで今回は番外編として、家庭でできる食中毒予防のポイントを取り上げる。

 

ポイント ① 購入

消費期限などを確認する。肉や魚、冷凍食品は最後に買う。寄り道しないで、すぐに帰る。

 

ポイント ② 保存

冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する。肉や魚はビニールや容器に入れ、ほかの食品に汁などがかからないようにする。肉と魚、卵を扱う際、扱う前と後に手指を石けんで洗う。

 

ポイント ③ 下準備

調理の前に石けんで丁寧に手を洗う。野菜などの食材は流水できれいに洗う。生肉や魚、卵を触ったら石けんで手を洗う。包丁とまな板は肉用、魚用、野菜用に分けて使う。冷凍食品の解凍は冷蔵庫で行うか電子レンジを使用し、室内での自然解凍は避ける。冷凍食品は使う分だけ解凍し、冷凍や解凍を繰り返さない。使用後のふきんやタオルは熱湯で煮沸し、乾燥させる。使用後の調理器具は洗った後、熱湯をかけて殺菌する。

 

ポイント ④ 調理

最初に手を石けんと流水で十分洗う。タオルやふきんは乾いて清潔なものを用意する。加熱して調理する食品は、十分加熱する。加熱殺菌の目安は中心部の温度が75℃で1分以上。料理を途中でやめる場合は冷蔵庫に入れ、再び調理するときは十分加熱する。電子レンジを使う場合は電子レンジ用の容器とふたを使い、調理時間に気をつけ、熱の伝わりにくいものは時々かき混ぜることも必要。…続きは本誌で

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