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2020年10月25日

個人情報ダダ漏れ 時代遅れの町内会に警鐘を鳴らす!

2020年09月26日

最小単位のコミュニティーといえば家族。個人も含めてそれらが近隣同士で複数集まって形成されるのが町内会や自治会だ。この町内会・自治会のルールやしきたりは組織によって千差万別で、中には「今どきそんな時代遅れなことを…」と驚いてしまうようなものも散見される。町内会・自治会の非常識を追った。

 

初めて町内会に入った若者にとっては異次元の世界?

 

新潟市在住の元自治会長が話す。

「世の中には町内会や自治会の活動に非協力的というか、できればそんな活動には参加したくないと思っている方々が少なくありません。でも町内会や自治会などの原型は太古の昔からあったとされているんですね。なぜなら一人一人が孤立して生活するよりも、集団生活をしたほうが食糧生産や外敵から身を守るために都合が良かったからですよ」 (70代男性)

 

この男性は県庁OBで、本人いわく「自治会長なんて雑多な仕事が多くて誰もやりたくないものだから、元行政マンやかつて大企業に勤めていた人たちにお鉢が回ってきがち」なのだとか。

 

その上でこの元自治会長は以下のように話す。

「周りの人たちが〝県庁に勤めていたんだから頼みますよ〟といって自治会長に就くように要請してくるのはある意味で仕方ないといえます。というのもかつて町内会や自治会には、国や県市町村の方針を地域に徹底させる行政補助団体としての役割が期待されていたからですよ」 (同)

 

それと同時に町内会や自治会には一定の区域を単位として、近隣の住民同士が助け合い、協力し合って住みよい地域社会を創っていくという大きな目的がある。

 

具体的には区域内での生活上の諸問題の解決、防犯灯などの身近な環境の整備・管理、公園など公共スペースの清掃・美化、防災・防犯活動などを実施。

 

また県内を見渡しても地域の夏祭りや新年会、敬老会など住民参加の行事を実施している町内会や自治会は今もかなりある。

 

このように町内会や自治会の存在意義は大きく、老若男女を問わず地域住民が安心安全かつ充実した生活を送るための一助となっている。

 

しかしながら半面、町内会や自治会は古くから存在することもあって、組織によってはルールやしきたりが時代遅れだとの指摘もある。

 

新潟市内の大型ニュータウンにマイホームを新築した男性が話す。

 

「この春に新潟駅近くの賃貸マンションから引っ越してきたのですが、僕の住んでいたマンションの住人たちは町内会費こそ払っていましたが、さまざまな活動にはノータッチでした。

 

だから名実ともに町内会に参加したのはこれが初めてなのですが、6月と8月と10月の年3回、町内会員が総出で公園の草取りや清掃をやるんですね。草取りや清掃はいいのですが、朝6時開始っていうのが早すぎてかないません」 (30代男性会社員)

 

またこの男性は「そもそも子供が遊んでいるのを見たこともない公園の草取りや清掃をする意味が分かりません。なんだか行政の手先になってやらされている感がハンパないです」と不満を口にする。

 

とはいえ古くから住んでいる年配の住民から「うちの町内会では昔から当たり前のようにやっていること」と言われてしまえば、それまでだ。…続きは本誌

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