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2017年10月22日

―職場内不倫の果てに駆け落ちしたW不倫カップル(その2)―

2013年05月28日

車両発見!間に合うか…?

 

〈前回までのあらすじ〉

調査依頼者は新潟県内某所にお住まいの関根梨里子さん(仮名・38)。ご主人の涼介さん(同・40)は高齢者福祉施設に勤務する介護職員で、このところ涼介さんの様子がおかしいことから梨里子さんが当事務所に素行調査を依頼。その結果、同じ職場でやはり介護職員として働いている女性と不貞関係にあることが判明しました。ところがその直後、涼介さんと不倫相手の女性がともに職場を無断欠勤、忽然と姿を消してしまいます。しかし当事務所の追跡により二人は車で関東方面を転々とし、連日車中泊で過ごすというなんとも場当たり的な行動が確認されたのでした。

 

その後の調査により、涼介さんとともに失踪した不倫相手は田崎千佳子(同・44)さんと判明。こちらは自身の親の介護のために、両親と配偶者と子供との5人暮らしであったのにもかかわらず、子供を置き去りにし、その体調のすぐれない同居の実の両親をも捨てての逃避行でありました。

 

二人の居所については、失踪から1週間程が経過した頃には車中泊生活にピリオドを打ち、アパート住まいを始めた模様でした。

 

その時点において、千佳子さんのご主人も勤務先からの情報を通じて彼女が単身で失踪したのではなく、同じ職場に勤務する男性とともに姿をくらましたことを把握されており、相手方の妻である梨里子さんに「一度、善後策を話し合ったほうが良いのではないか」と提案している状況でした。

 

無論、このままいたずらに時間が経過しても何ら事態解決にはつながりません。  

 

離婚を選択するにしても整理しなければならない問題もあります。梨里子さんにしても千佳子さんのご主人にしても、それぞれ家族を捨てて失踪した当人と、今後についてしっかり話し合うことが不可欠です。

 

となれば当然のことながら当事務所としては、失踪中の二人の居場所をリアルタイムで捕捉し、それぞれの配偶者に引き合わせる任務を負うこととなりますが、そうはいっても大人の男女が相応の覚悟で駆け落ちしたのですから、ひとつ手順を間違えれば現場で取り逃がしてしまう危険もあります。ここは万全の態勢で事に臨まなければなりません。

 

検討した結果、方針としてはやはり梨里子さんや千佳子さんのご主人が失踪した二人のいる関東某所にまで足を伸ばし、双方を引き合わせるのが得策との結論に達しました。

 

作戦の決行日はゴールデンウィーク直前の4月某日。メンバーは調査依頼者の梨里子さんをはじめ、彼女の義兄(涼介さんの実兄)、千佳子さんのご主人、それに私を含めた当事務所スタッフ3名の計6名です。千佳子さんのご主人のみマイカーで出発。

 

果たしてチャンスがやって来るのかどうか?

 

またチャンスが掴めるかどうか?…続きは本誌にて

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