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2017年05月25日

─ 一途な女性から当事務所が依頼された恋のキューピット役─

2012年10月03日

依頼者は一途な女性

 

異性の身辺調査を依頼される方々の大方は、配偶者や恋人などの調査対象者との愛情問題に不安を感じて当事務所のドアを叩きます。端的に申し上げればお相手の浮気を疑っているわけです。ところが今回の事件ファイルに登場する調査依頼者は、憧れの男性を4年間思い続けている、とても一途な心をお持ちの女性でありました。

 

過日、当事務所に一通のメールが届きました。当事務所「シークレットサービス新潟」はホームページを開設していますが、トップページの〈お問い合わせ〉をクリックすると、無料相談や見積もり依頼ができるメール送信画面が表示されるのです。つまりメールの送信者はサイト経由で当事務所にコンタクトを取ってきたというわけです。寄せられる相談内容には高度な個人情報が含まれているケースがほとんどとあって、当事務所ではペンネームでのメール送信も可としているのですが、お名前の欄にはフルネームが記されていました。控えめなお人柄が窺えました。以下はメール本文です。

 

〈シークレットサービス新潟様へ。ある男性が、現在どこにいるのか調査して欲しいのです。男性は私が以前、働いていた職場で一時期新潟に赴任してきていた方で、その後、彼が異動になってからも私はずっと気になっているのです。彼が今どうしているのか、できれば近況とかも知りたいのです。〉

 

要するに人を探し出して、併せて身上調査をしてほしいといった相談です。これらは私たちが一般的に対応している調査ですから、依頼をお受けできる旨をメールでお返事するとともに、お会いして細かいお話をお聞きするために後日、当事務所にいらしていただくようお願いしました。

 

面談日当日、お見えになったのは新潟市在住の石内里佳子さん(仮名・33)で、淡いブルーのシャツに白のパンツルックがよくお似合いの清楚なタイプの女性でした。彼女が調査依頼するに至った経緯は以下のとおりです。

 

「私は2007年から2009年まで約3年間、新潟市内の某ファミレスで働いていたのですが、その店舗は新規オープンでしたので東京の本部から新潟エリアの営業所経由でスーパーバイザーが送り込まれてきたのです。お名前は久我肇さん(仮名)です。久我さんの年齢は私よりおそらく3、4歳上だと思います。そのほかの情報としてはメガネをかけているとか、タバコを吸うとか、私が知っていることはそのくらいしかありません。私、好きな男性の前では何も喋れなくなってしまうタチなので、久我さんとは仕事上の事務的な会話しか交わしたことがないのです」 (里佳子さん)

 

といった具合に、思いのほか流暢にお話しになられるのでした。里佳子さんからさらにお話を伺うと、久我さんと職場を共にしたのはわずか2カ月間にすぎず、その後ほどなくして彼は別の営業所に異動となり、かれこれ4年も顔を合わせていないとのことです。当時は告白の決意を固める間もなかったといいます。つまり里佳子さんは、新潟を離れた久我さんを4年間ずっと思い続けているというわけです。…続きは本誌にて

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