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2020年12月4日

南魚沼市「観桜会」開催、直後に中止のお粗末

2020年04月27日

一部から「えー、本当にやるの?」という声が上がっていた南魚沼市の「観桜会」。上杉景勝や直江兼続ゆかりの銭淵公園が会場だった。「このご時世に反する」とまでは言わないが、「大丈夫か?」という不安を残しながらスタート。果たして初日から2日目、突如の全面中止となってしまった。

 

例えば新発田市の場合はこうだ。4月3日から29日まで開催を予定していた「新発田の春まつり」は中止。もちろん新型コロナウイルス感染拡大防止のためだ。新発田城などでのライトアップ、ぼんぼり点灯は一定の期間行う。ただし「飲食を含む宴会などは自粛願います」というもの。県内各地にあるさくらの名所は、だいたいどこもこんな具合だった。

 

例年開催されている南魚沼市の「観桜会」(主催はNPO法人六日町観光協会)は4月3日から15日まで、例年同様に開催が予定されていた、会場は坂戸山の麓にある銭淵公園。この山にはNHKの大河ドラマ、「天地人」の主人公、上杉景勝、直江兼続らが幼少期を過ごした坂戸城が築かれていた。公園内には直江兼続公伝世館もある。

 

例年の「観桜会」では園内のライトアップが行われる。そのほか今年も期間中、4月11、12日の週末に、地元野菜やお菓子、各種雑貨類等々が並ぶ「ナナシのマルシェ」、高所作業車の乗車体験、六日町温泉の旅館女将「雪あねさの会」によるお抹茶サービスなどが予定されていた。

 

こうしたイベントを含む「観桜会」だけに、地元からは「このご時世、本当に予定どおり開催するのだろうか」と、疑問の声も上がっていたらしい。

 

かくして「観桜会」の初日、4月3日を迎えた。園内にあるさくらの根元にはライトアップの装置も準備OK。例年と変わらぬ初日を迎えた。

 

今年のさくらは相当に早かったが、この日銭淵公園のさくらはまだ咲き始め程度。

 

南魚沼から八箇峠を越えた山の向こうが十日町だが、さくらはこちらが幾分早め。十日町では、「お花見イベントはすべて中止」(市内の社長)だという。

 

銭形公園の「観桜会」が2日目を迎えた4月4日。突如としてその中止が伝えられた。主催者である観光協会のサイトに「4月5日からライトアップを含むすべてのプログラムは全面中止」と掲載された。わざわざ〈22:00更新〉とある。急な事態だったのか…。

 

理由は「4月に入り県内で新型コロナウイルスの感染者が複数発生し、知事がお花見など人混みを伴う外出は避ける旨発表したからだ」という。

 

だがそんなこと、どこの自治体だって知事が発表する前から百も承知だ。だから他所は「お花見イベント中止、ライトアップやぼんぼり点灯のみ」にしていた。むしろイベントを含む「観桜会」を中止にしなかった南魚沼の対応が不思議だったわけで…。

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