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2024年11月8日

長岡市・「共産党が与党の自治体」から消えた“怪”

2024年09月27日

磯田達伸市長の初当選から、共産党のホームページにある同党が与党の自治体一覧に、同市と同市長の名が掲載されていた。ところが10 月の市長選が間近に迫った8月、一覧からその名が消えた。市長選で3選を目指す同市長を有利に導くための配慮なのか、それとも同党の回答どおり、「厳密な意味で与党ではないから」だったのか。

 

消えた長岡市と磯田市長の名

 

別掲した写真は4年前、長岡市の磯田達伸市長が再選を果たした頃のもの。日本共産党のホームページ(HP)に「日本共産党が与党の自治体」なる一覧が掲載されていた。この一覧によれば、令和2(2020)年8月1日現在、「共産党が与党」とされた自治体の数は、北は北海道から南は沖縄までで64。その一覧に県内では唯一、長岡市、そして磯田市長の名があった。

 

現在も日本共産党のHPには「与党の自治体」という項目がある。「党の紹介」というコンテンツの中で、「日本共産党綱領」や「党の歩み」といったいかつい中身、「JC P(Japanese CommunistParty)サポーター『ゆる部』」といったやわらかめの項目などと並んで掲載されている。

 

現在の「日本共産党が与党の自治体」の一覧によれば、今年4月11日現在、全国44の自治体で「日本共産党が与党だ」という。本県では、魚沼市(内田幹夫市長)、見附市(稲田亮市長)の2市の名が掲載されている。いずれも長岡市と同様、共産党の「支援」となっている。一般的に政党による応援の度合いは、上から「公認、推薦、支持、支援」だ。

 

これまで「日本共産党が与党の自治体」に名を連ねた長岡市だが、現在は一覧からその名が消えている。これはいったいどういうことか?

 

今さら申し上げるまでもなく、長岡市長選は10月6日に投開票を迎える。磯田市長は6月の市議会で3選に向け立候補を表明。一方、新人の元財務官僚で、市内でコンサルティング会社を経営
する高橋宏幸氏が4月に名乗りを上げた。市長選は予断を許さぬガチンコの一騎打ちとなる見込みだ。

 

いかに現職であっても、やはり味方の数は多ければ多いほど有り難いはず。共産党と磯田市長との間に何か不測の事態でも発生したのか?「別に変わったことは何もないと思います」
(長岡市の自民党関係者)…続きは本誌で

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