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2023年01月27日

MAX10人(?)新型コロナ感染の新潟市議会

2022年11月28日

新型コロナの新規感染者数が急拡大しつつある。新潟市議会では、正確なところは不明ながら、「10月下旬から11月初旬にかけて、およそ10人が相次いで感染した」という。感染源は特定し得ないものの、感染拡大の最中に行われたゴルフ大会と、その後の懇親会の出席者から数人の感染者が出たらしい。市の幹部職員も加わった懇親会は、もちろんアルコールありだった。

 

県議会の10倍!?

 

新潟市内の新型コロナ新規感染者数だが、10月10、11日は、それぞれ76、70人だった。それがおよそ1カ月後の11月15日には1088人に達した。県内の新型コロナ新規感染者数(新潟市分含む)も、10月中旬以降、増加傾向が続いている。

 

11月7日までの1週間平均で、本県や長野、福井は前の週の1・62倍。同月18日、県内の新規感染者数は2千148人で、16日から3日連続で2千人を超えた。やはり第8波の到来と考えるべきか。

 

余談だが、中世のヨーロッパではペストの大流行がキリスト教の権威を失墜させたという。何しろ感染症は神に祈っても収まらない。教会に人が多く集まって祈ることで、逆に感染を拡大させてしまう。おかげでキリスト教の有り難さに疑問が生じ、それが後の宗教改革やルネサンスの下地になったのだとか。

 

それはともかく、人は法の下に平等だが、新型コロナに関しても感染の可能性はその社会的地位などに関係なく平等だ。感染対策を心がけている人はリスクが低いかもしれないが、感染しないという保証はない。

 

選良たる議員も同じこと。立場上、感染対策に怠りないはずなのだが、それでも感染のリスクは消えない。10月下旬から11月初旬にかけて、新潟市議会は新型コロナの感染者が続出したという。

 

「最大で10人だと聞いている。感染源は様々らしいが」(ベテラン市議)

 

「最大で同時期に10人感染」は公式発表に基づくものではない。自身も感染したという、このベテラン市議が収集した口コミ情報によるもの。

 

新潟市議会の定数は51。そのうち10人は全体の約20%に匹敵する。前述のように感染が急拡大した時期だけに、こうした感染率はあながちオーバーなものとは思えない。

 

インフルエンザの場合、児童・生徒のおおむね10%以上が罹患して欠席すると、学級閉鎖が検討される。新型コロナの場合は、欠席率
20%くらいで学級閉鎖とすることが多いという。となると新潟市議会はほとんど「議会閉鎖」に匹敵する状況になったわけだ。

 

新潟県議会では新型コロナの感染者が発生した場合、各県議に誰それが感染したと連絡がいくらしい。11月11日、ある県議に確かめたところ、以下のような回答だった。

 

「ここ最近ですと、新潟市選出の県議が1人感染したくらいでしょうか」

 

確定した数字ではないが、この時期の県議会の感染者は1人しかいなかったようだ。同議会の定数は53だが、欠員2で現員は新潟市議会の定数と同じ51。11月11日時点で、県議会の感染率は2%弱ということになる。この数字も、前出の新潟市議会に関する数字と同様に正確なものではない。あくまでこれらの数字に基づく結果だが、県議会に比較し新潟市議会の感染者数、感染率は10倍ということになってしまう。

 

いかに正確ではないものにしろ、県議会に比較して新潟市議会の感染者数や感染率は桁違いだ。何かあったのか…と勘繰りたくなる。…続きは本誌で

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