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2017年10月24日

『狭心症・ 心筋梗塞』

2016年06月27日

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さかい内科クリニック院長
堺 勝之 氏

 

■医師データ

昭和63年新潟大学医学部卒。同大学循環器内科に入局。新潟市民病院、済生会新潟第二病院などを経て平成26年10月に開業。医学博士。

 

 

狭心症や心筋梗塞は命に関わることもある重篤な病気だが、近年は治療法が著しく進歩しているという。今回は狭心症・心筋梗塞の最新治療などを取り上げる。解説は、さかい内科ク
リニックの堺勝之院長にお願いした。

 

「心臓は筋肉でできたポンプです。その筋肉自体、呼吸しています。心臓の筋肉に、呼吸に必要な酸素を送り込んでいる血管が冠動脈です。その冠動脈にコレステロールなどのプラークがたまって血液が流れにくくなる状態を狭心症、完全に詰まって血流が遮断されてしまう状態を心筋梗塞と言います。

 

症状ですが、狭心症と心筋梗塞では違いがあります。階段の上り下りなど、ちょっとした動きで胸が締めつけられたり、押されたりするような痛みや苦しさがあるものの、しばらく安静にしていると治まるのが狭心症の代表的な症状です。場合によっては、胃や肩などに痛みが走ることもあります。

 

それに対して心筋梗塞は、狭心症よりも強い発作が長く続きます。発作が何時間も続き、冷や汗で全身がびっしょりになるほどです。これは直ちに救急車を呼んでください。

 

自分で『狭心症かも』と思うような症状が続くようなら、循環器科を標榜しているクリニックか病院で、検査を受けることをお勧めします。

 

検査ですが、まずは心電図です。ただし、安静時に検査をすると異常なしとの結果が出ることもありますので、症状が続くようならウオーキングマシンで歩きながら心電図をとる、運動負荷心電図検査をお勧めします。狭心症と診断されたら、CTやカテーテル検査などで実際に狭窄を起こしている部位を特定します。

 

治療ですが、まずは内服薬です。血管を開く薬や心臓の負荷を軽くする薬、血液をサラサラにする薬などを使います。

 

ここで肝心なのは…続きは本誌に

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