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2017年11月25日

『気になる顔のイボ、ほくろ』

2015年03月27日

p64皮膚科まるやまクリニック院長
丸山 友裕 氏

 

■医師データ
弘前大学医学部卒。新潟大学医学部皮膚科学教室、富山医科薬科大学助教授、済生会新潟第二病院皮膚科部長を経て平成18年に皮膚科まるやまクリニックを開院。医学博士。

 

 

歌手の千昌夫さんや作家の荒俣宏さん、菅直人元首相など、顔にある大きなイボやほくろが特徴的な中高年は多い。『そんなの気にしない』という向きもいれば、負い目を感じている』という人も。今回はそんな、顔にできるイボ、ほくろを取り上げる。解説は皮膚科まるやまクリニックの丸山友裕院長にお願いした。

 

「おでこの真ん中から鼻周り、あご先にかけて大きく目立つほくろがある方がいらっしゃいます。あれは、小さいころは黒い小さな点だったものが、年齢とともに色が抜けながら大きく隆起していくもので、顔の正中線付近に出やすいと言われています。別に危険なものではないのですが、老け顔の原因にはなります。気になる場合は20分程度の外来手術で切除できます。

 

両方のこめかみに黒い点々としたイボイボができている方もいらっしゃいます。あれは脂漏性角化症というもので、年齢とともに小さなブツブツから隆起性の腫瘤まで、いろんな形で出てきます。気になる方は液体窒素での凍結療法やレーザー照射による治療が可能です。黒味の強いものはレーザーで比較的ぽろぽろとれます。

 

おでこや頬、鼻の周囲などに黄色がかった5、6㎜位の丘疹が出る方がいらっしゃいます。これは老人性脂腺増殖症といって、毛穴にある脂をつくる部分、皮脂腺が巨大化したものです。これも加齢によるもので、男性に多く65歳以上の男性の1~2割程度は発症します。放っておいても問題はありません。治療可能かどうかはケースバイケースです。まれにニキビをつぶすような処置で中味が出る事もありますが、一個一個局所麻酔の注射をして切除するか、炭酸ガスレーザーで焼くしかないため、多発している場合、全部はなかなか取りきれません。

 

以上お話ししました顔にできるイボやほくろですが、通常は危険なものではなく、放っておいても問題ありません。しかし…続きは本誌にて

 

 

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