• Clip to Evernote

2017年05月26日

『”なんとなく不調” の原因は…』

2014年08月26日

p101isiお元気でクリニック院長
関原 芳夫 氏

 

■医師データ
新潟大学医学部卒。同大脳神経外科入局。長岡赤十字病院、長岡中央総合病院、見附市立病院などを経て平成20年に開業。医学博士。

 

 

なんとなく体調が悪いという人が増えている。偏頭痛や慢性疲労、不眠、めまい、便秘、下痢、軽いうつ症状など。不定愁訴として片づけられてきたこれらの症状だが、食生活に問題があるのではと警鐘を鳴らすのが、お元気でクリニックの関原芳夫院長。その問題とは…。

 

「特に女性に多いのですが、なんとなく不調だという人が増えています。原因を特定するために医療機関を受診しますが、検査をしても異常なしというケースが多いです。私はその原因として、糖分の過剰摂取の可能性があるのではないかと考えています。

 

人間の体には副腎という臓器があります。そこからストレスを抑える効果のある副腎皮質ホルモンというものが分泌されています。その副腎皮質ホルモンですが、ストレスで体が疲れていると出が悪くなります。

 

副腎皮質ホルモンの出が悪くなると、血糖が上げられなくなり、血糖が下がり気味になります。そこで、甘いものが欲しくなるのです。

 

その際、特にチョコレートは、糖分のほかに副腎を刺激する物質が多く、そのために副腎が刺激を受け、一時的に副腎皮質ホルモンが出るようになります。疲れているときやイライラしているときなど、無性にチョコレートなどの甘いものを食べたくなる人はいませんか。そのような人は、このメカニズムが関係している可能性があります。

 

甘いもので刺激して副腎皮質ホルモンを出すというのは、無理やり出している状態ですので、それを繰り返しているうちに副腎がどんどん疲れていきます。さらに、糖分はビタミンやミネラルを消費しますので、それらが不足していきます。それらが不足するとエネルギーの産生ができなくなるので疲れがとれず、さらに症状が悪化します。この悪循環を繰り返していると、冒頭にお話しした、偏頭痛や慢性疲労、不眠、食欲不振、便秘、下痢などを繰り返すなど、なんとなく不調という状態に陥るのです。…続きは本誌にて

  • Clip to Evernote

もっと読む