最新記事一覧
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噴出した自民党県連の深刻な選挙後遺症
先の県議選で自民党は改選前の27から32に議席を増やした。だが「より強力な勢力になった」という印象はない。選挙の後遺症だろうか、むしろ内部の争いごとが目立つようになってしまった。その延長か、県議選で国会議員が党の公認候補ではなく、別の候補の支援に回ったことについて、麻生太郎副総裁へ直訴しようとした一幕もあった。 ...もっと読む
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ナント奇態な! 塚田一郎衆議院議員の政治団体収支報告書
政党や後援会など、政治団体の収支報告書は政治家の懐具合の一端を示している。と同時に、その政治家がどれだけ真面目に政治活動に取り組んでいるか、その一端をも示しているのではないだろうか。政治資金の取り扱いを一歩間違うと、政治家の命取りになりかねない。 命取りになりかねない収支報告書 &nbs...もっと読む
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住宅メーカーを解雇された元女性従業員の恐るべき逆襲
仕事ぶりや行動に何かしら問題のある従業員はいるものだ。雇用する側にとっては頭の痛い問題だが、だからといって不用意に解雇などしようものなら思わぬ逆襲に遭ってもおかしくない。県内のある住宅メーカーが新潟地裁に提訴された一件は象徴的な出来事といえる。 禁止されている喫煙や挨拶の不徹底で解雇された? ...もっと読む
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大副業時代到来⁉ 第四北越銀行がセカンドワーク解禁
第四北越銀行は3月31日付で従業員の副業や兼業を認める「副業兼業制度」を導入した。旧北越銀行と合併する以前の旧第四銀行時代からお堅いイメージが付きまとっていた同行だけに、副業・兼業の解禁はなかなかのインパクト。これが呼び水となって県内企業が相次いで追随する可能性はあるのか? 地方銀行は62行中...もっと読む
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城内実衆議院議員インタビュー 「財政政策転換で日本は飛躍する」
今、政界で地殻変動が起きている。衆議院当選4回以下、参議院当選2回以下の自民党国会議員で構成される「責任ある積極財政を推進する議員連盟」の勢力が拡大しているのだ。その数101名。 「デフレ期には減税と積極財政が必要」と主張し、これまでの「増税と緊縮財政」路線を改めるよう政府に迫っている。立ち上げたリーダーは城内実...もっと読む
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異次元の低投票率で終わった新潟市議選の見どころ
過去最低の投票率だった新潟市議選。〝異次元〟とも評される低投票率の原因は有権者の高齢化にあるという。84歳という共産党の元職や、子ども7人の父という新人が当選しても、はたまた維新が1人から2人に〝倍増〟しても、市長与党の大会派が実質的に牛耳る体制は不変らしい(敬称略)。 〝異次元〟の低投票率 ...もっと読む
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「燕西蒲県議選」 トップ当選 元鷲尾チルドレン・柴山唯の盲点
当選5回の現職、自民党県連の桜井甚一幹事長がよもやの落選となった燕市西蒲原郡(燕西蒲)選挙区。トップで初当選を飾ったのが元燕市議で「無所属 、39歳、2児の母」の柴山唯だった。鷲尾英一郎衆院議員の元秘書で、選挙や政策に通じているはずの柴山にも、思わぬ盲点があったらしい(敬称略)。 今回の県議選...もっと読む
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内紛、漁夫の利不発で散々だった「胎内市県議選」
胎内市の県議選は自民の現職、冨樫一成の後援会で役員を務めた同市の市議、森田幸衛が出馬し当選を果たした。保守分裂に勝機を見出したのか、黒岩宇洋元衆院議員の支援を受けた佐藤陽志が前回に続き市議を辞め、遅れて参戦。だが「漁夫の利」を目論んだかのような出馬は不発に終わった(敬称略)。 〝最後の文書〟 ...もっと読む
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詳報 2023年大学入試 現役合格者数総覧
平均点が大幅にアップした今年の共通テスト。その影響からだろうか、今回の大学入試で本県の国公立大学合格者が昨年比約180人増と大幅に増えた(本誌調査の集計分)。全国的に見ると私立大学、それも女子大の一般選抜志願者減が顕著。国公立大学は、コロナ禍が一服したこともあってか首都圏回帰が進み、地方大学では志願者が減少した。さて今...もっと読む
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がん患者とその家族に寄り添う「がん体験者の悩みQ&A」
一生のうちに2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死亡するといわれている。がんは誰もが罹患する可能性のある病気だ。しかし実際に自分や家族ががんになったとき、冷静でいられる人は極めて稀だろう。こうしたことから、がん患者やその家族の不安や悩みを少しでも軽くしようと県立静岡がんセンターが「がん体験者の悩みQ&A」と題する...もっと読む