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2024年06月12日

新潟市 西堀ローサ再生の切り札は「“ラーメン”の百家争鳴」

2024年05月29日

新潟の市民、県民は、みんな密かにこう思っているんじゃないだろうか…?  新潟市の中心市街地にある地下街、西堀ローサを復活させる手は「アレしかない」と。アレこそがラーメンだ。「地元新潟市の、あるいは県内の有名店、繁盛店、はたまた『我こそは』というラーメン店を誘致し、西堀ローサを一大新潟ラーメンの拠点とすることだ」と。そうすれば県内外、果ては外国人観光客も大挙して新潟を目指して押し寄せて来るに違いない。

 

質問こってり、答弁あっさり

 

「新潟のラーメンは超ハイレベル」と言われ続けて久しい。それゆえか「新潟にラーメンの拠点を」とか、「ラーメンで地域活性化を」とか、そんな話はけっこう前からあった。新しいところでは昨年6月の新潟市議会だ。豊島真議員(東区、翔政会)が、ラーメン関連の質問を行った。題して「ラーメン日本一について」。

 

一昨年、新潟市は家計調査で「外食費の金額、中華そば日本一」だったが、昨年は山形市に1位の座を明け渡してしまった。同議員はこれを質問のネタにした。さすがラーメンどころ新潟だ。同議員の質問は大いに話題となった。だがそれは後回しにする。

 

新潟市議会でラーメン関連の質問をたどっていくと、たどりついたのが2001(平成13)年。今から23年も前、政令市移行どころか大合併前の話だ。12月定例会の本会議だった。当時の渡辺均議員が「新潟市の中心市街地である古町近辺、あるいはふるさと村(現在の西区)に新横浜ラーメン博物館のようなラーメン館をつくってみてはどうか」と提案した。

 

渡辺均議員だが、新潟市が政令市に移行してからは中央区選出の議員となって、2019(平成31)年4月まで務めた(5回当選)。この提案に答えたのが、中原八一市長でも篠田昭前市長でもない。当時は長谷川義明市長の時代だった。渡辺議員の質問より先に、同議員による提案に対する長谷川市長の回答を紹介すると、以下のようだった。

「御提案のラーメン街につきましては、横浜市において新横浜ラーメン博物館がまちの活性化を図るため民間により開設され、運営されております。(中略)中心市街地や黒埼町特産館におけるラーメン街の可能性につきましては、熱意ある意欲的な民間企業者において、経営の一環として検討されるべきものと考えております」

 

この質疑応答に、当時の地元紙は「質問こってり、答弁あっさり」というタイトルの記事を掲載した。…続きは本誌で

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