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2024年05月20日

冤罪か⁉ 姫路敏元村上市議が贈賄否認 徹底抗戦へ!

2023年02月27日

2月14日、新潟地方裁判所で村上市の姫路敏元市議に対する第2回目の公判が開かれた。同元市議の容疑は以下の2件。コロナ関連の補助金を水増し請求したという詐欺、そして市議会での議案採決をめぐり、ほかの議員を買収しようと5万円の賄賂を渡したという贈賄。同元市議は詐欺は認めたものの、贈賄については否認。全面的に争う姿勢を見せた。

 

詐欺は起訴内容のとおり

 

姫路元市議が最初に逮捕されたのは昨年2月16日(2月22日付で議員辞職)。容疑は「県が実施している飲食店のコロナ対策に関する補助金を水増し請求し、補助金を騙し取った」という詐欺罪だった。同様の容疑で同元市議は3月8日にも再び逮捕されている。

 

1回目の逮捕は村上市内にある姫路元市議の知人が経営する飲食店と、元市議の会社で経営するそば店に換気機能が付いたエアコンを設置した際に申請して受け取った補助金の水増し請求分、それぞれ約40万円をだまし取ったというもの。

 

後者は姫路元市議の自宅脇に設置した製麺所の工事に際して受け取った補助金の水増し請求分、約90万円をだまし取ったというものだ。不正に受け取った補助金は3件で合計約170万円。知人の飲食店経営者や、いずれの工事も担当した村上市内の電気工事業者は起訴されていない。

 

昨年3月30日、さらに姫路元市議は別件でも逮捕された。3回目の逮捕となった容疑は〝贈賄〟だという。「市議会の議決をめぐり、同僚議員に現金5万円を渡そうとした」というものだ。一昨年(2021年)、村上市では「民間の移動スーパー事業に市の職員が便宜供与したのではないか」という疑惑が浮上。関係した2人の職員は2021年6月に訓告処分となった。同年8月の臨時市議会で、この疑惑を調査する百条委員会の設置が提案された。これを主導したのが姫路元市議だった。

 

当時、百条委設置の議案に対する市議らの対応は賛否がほぼ拮抗していた。検察側の主張によれば、この議案を可決させるため、姫路元市議は「ほかの2人と共謀して、議案に反対する市議に知人の市議経験者を通じて5万円を提供。賛成に回ってもらうか、採決を欠席するよう依頼した」とされる。

 

だが市議は5万円を受け取らず、採決を欠席することもなし。百条委を設置する議案も結局は否決となった。これが贈賄容疑に関する大まかな経緯だ。5万円は渡されることがなかったため、収賄の容疑者は不在だという。

 

昨年4月27日、姫路元市議の詐欺と贈賄容疑を一括して審理する裁判に関する初公判が新潟地裁で開かれた。この日は補助金に関する詐欺についてのみの審理で、起訴状の内容について、裁判長から「何か付け足すことはないか」と聞かれ、姫路元市議は「ありません」と答えた。そして「(起訴状の)事実関係に間違いはないか」と聞かれ、「はい」と答えた。…続きは本誌で

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