• Clip to Evernote

2022年10月1日

“裏金”に続きヤリ玉に挙がった自民・第5選挙区支部の看板

2022年06月27日

衆議院の新しい4区は長岡市や小千谷市のほか柏崎市などで構成される。この選挙区から出馬の意向を示している自民党の衆院議員は2人。鷲尾英一郎氏と泉田裕彦氏だ。5区内にある掲示板に貼られたポスターをめぐり、両者は既に戦闘状態に突入したようだ。

 

衆議院の本県選挙区は次の選挙から6つの小選挙区が5つになる。「1票の格差」を是正するため全国で小選挙区が「10増10減」され、本県は1減の対象となった。新しい小選挙区の区割りが明らかになったのは6月16日のこと。

 

自民党の場合、本県関係の衆院議員は7人いる。小選挙区が5つになると、2人は選挙区からはじかれてしまう。まるで椅子取りゲームのような戦いは既に始まっている。

 

5月8日、長岡市内のホテルで設立総会を終えたのが、鷲尾英一郎衆院議員の新しい後援会組織「越えっ鷲しゅう会」だ。同議員はこれまで衆院2区で当選を重ねてきた。新しく設立された越鷲会は長岡市、小千谷市、魚沼市、南魚沼市、湯沢町の後援会組織だという。このエリアのうち、長岡、小千谷は新4区になる。

 

新4区には鷲尾議員の選挙区だった現2区のうち、柏崎市、刈羽村、出雲崎町が組み込まれる。長岡市での越鷲会旗揚げは、鷲尾議員が新4区から出馬する意思を強烈にアピールしたようなもの。

 

鷲尾議員のほかにも新4区から出馬を宣言した自民党の衆院議員がいる。泉田裕彦議員だ。昨年5区では敗れたが比例で復活し再選を果たした。その後の「裏金追及」は省略するとして、新区割りが発表された翌々日、自身のツイッターにこう投稿している。

 

〈参院選対応は従来の新潟五区で活動してまいります。ご協力のほどお願いいたします。

 

その後は、長岡市を含む選挙区=新四区で活動します〉

 

新4区の自民党公認をめぐる争いは既に始まっている。参院選前、5区内には鷲尾議員と自民党の小林一大候補予定者の2人の顔写真などを配置した、いわゆる2連ポスターが貼りめぐらされていた。

 

これにクレームを付けたのが泉田議員側。「泉田裕彦政治経済防災研究会」のアカウントで、別掲の写真に関連し同議員の秘書がツイッターに投稿している。

 

〈泉田裕彦が掲示責任者である広報板。泉田裕彦の名前の上に皆川ゆうじ県議のシールが勝手に貼られています。ここまでやるものなのでしょうか?〉(5月24日)

 

別掲の写真は2連ポスターにある鷲尾議員とは別の名前、写真についてマスキングするなど加工した上で投稿されている。〈こちらは長岡市内、〇〇〇〇市議の地元の泉田裕彦広報板です。滝谷と同様、泉田裕彦の名前の上から白いテープが貼られていました。端をめくって確認したところ。鷲尾議員はなぜ泉田の広報板に自分の2連を貼らせるのでしょうか?五区支部の乗っ取りを図られているように思うのは気のせいでしょうか?〉

 

「○○○○」の部分は、ツイッターの投稿では実名だ。新4区をめぐり、自民党同士のし烈な争いはこれから本格化しそうだ。

  • Clip to Evernote