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2020年10月24日

サラリーマン宰相⁉ ご近所で聞く磯田市長のけなげさ

2020年08月27日

ご近所の評判は、時に政治家の命取りになる。向こう三軒両隣、近隣との関係は良好であるに越したことはない。さて10月に改選を迎える県下第二の都市、長岡の磯田達伸市長だが、ご近所での評判は、サラリーマン宰相といったイメージか。

 

長岡市の磯田達伸市長は只今1期目。地元で「長高」(チョーコー)と呼ばれる名門、長岡高校の卒業だ。同高の歴史は古く、昭和46(1971)年の創立100周年では、司馬遼太郎が記念講演を行っている。前年に入学した同市長は、その講演を聞いたはず。

 

長高からブランド大学に進むのが長岡人のステータスで、磯田市長は明治大学に進んだ。学卒後は長岡市役所に就職。要職を歴任し、副市長になったのが森民夫前市長4期目の平成24(2012)年。前市長は長高の二つ先輩で、 磯田市長のご近所さんによれば、「森さんも磯田さんも、父親は国鉄マンだった」という。学生時代、バスケットボールに打ち込んだのも二人の共通項だとか。

 

4年前の市長選に初当選し、役人から政治家に転身した磯田市長。ご近所で聞く評判は、政治家の人となりを物語る。同市長のご自宅は、長岡市の市街地にあって、意外と言うべきか、星野伊佐夫県議の事務所までは500mほど、歩いて数分の距離にある。

 

市役所があるアオーレ長岡までは1㎞ほどで、ご近所さんによれば、「歩いて出勤されることが多いようだ」という。

 

「ご自宅の一軒隔てた隣がご両親の家で、お父様が亡くなったのは中越地震の前でしたから、15 年以上前。お母様が亡くなって1年ほどになりますかね。ご健在だった頃、1人暮らしの母様にお夕飯を作ってあげていたのも旦那さん(磯田市長)でした。お母様を買い物に連れて行ったり、おかずを届けたりするのも旦那さん」(磯田市長のご近所さん)

 

スーパーの原信で、「磯田市長を目撃した」という話はけっこうある。

 

「ごみ出しや回覧板も旦那さんの担当ですね」 (同)

 

けなげと言うか、何と言うべきか…。

 

「市長の奥様も市役所にお勤めだった方で、旦那さんより年齢はお若いです。お子様方は独立されていて、夫婦2人暮らし。奥様は慶応大学のご出身でしてね」 (同)

 

あくまで偏差値レベルの話だが、旦那より奥様が格上らしい。この「奥さんは慶応出身」という話だが、「原信で磯田市長を見かけた」という目撃談と同様、広く市内で知られている。

 

「お母様のご葬儀があって、そのご香典返しなのですが、ご近所分も佐川急便で届きました」 (同)

 

「ご近所なのだから、せめて挨拶がてら手渡しすれば…」とも思うのだが、そこは市長のこと、何かと事情もあったろう。

 

「5時過ぎると、たいてい旦那さんはご帰宅されていますね。それは市長になる前から変わりません。土日とかお休みは、空き家になったご両親の家の片づけなどでお忙しいみたいです」(同)

 

何だか普通のサラリーマンみたい。ある市役所OBはこう語った。「市長なのですから、プライベートは最小限にして、市民のために時間を使わなければ」

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