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2020年10月25日

新潟市のDeKKY401 廣瀬が買収か⁉

2020年03月27日

新潟市中央区にある人気の商業施設「DeKKY(デッキィ)401」。昨年、その売却話が浮上し、「既に本命候補は決定で、年内に仮契約か…」と言われた。ところが事態はドンデン返しのようで、売却先としてその名が登場したのは当初の本命候補にあらず。旧新潟三越の不動産買収でも知られる、建設業者の廣瀬だった。

 

旧出来島401番地

 

「DeKKY(デッキィ)401」は新潟市中央区でも県庁近くにある大型の商業施設。ショッピングからエンターテイメント、飲食サービス、コミュニティ機能や医療まで、あらゆるニーズに対応したモール型のショッピングセンターだ。

 

毎年9月に「誕生祭」を行うが、昨年は「25周年」のアニバーサリーだった。「デッキィ」がオープンを迎えたのは平成6(1994)年9月のこと。シネコンの「ユナイテッド・シネマ新潟」が入り、玩具の「トイザらス」が県内で初めて出店した。

 

「デッキィ」と同じ年にグランドオープンを迎えたのが、新潟市の中心市街地にある「NEXT21」。どちらのオープン時も大盛況で、新潟バイパスから「デッキィ」や「NEXT21」までの幹線道路が大渋滞したと、今も語り草になっている。

 

「デッキィ」の所有者は産業機械メーカーの北村製作所(新潟市江南区)。昭和11(1936)年の創業で、貨物自動車の車体、特種用途自動車や特装車の架装(装備の改造)などのほか、広範囲の分野で実績がある。同社の一般的なイメージは、「紳士な優良企業」といったものだ。

 

北村製作所が新潟市江南区の両川工業団地に移転したのは平成5(1993)年のこと。「デッキィ」は本社工場跡地の再開発事業で誕生した。現在の住居表示は上近江4丁目だが、かつては出来島で、「デッキィ」の名は「できじま」に由来し、「401」はこの地の地番だという。

 

当初、北村製作所では関連会社の北村開発で「デッキィ」を所有、管理運営してきた。だが4年前に後者は親会社に吸収合併され、現在は北村製作所デッキィ401事業部の直営となっている。

 

昨年11月、北村製作所では社長が交代し、創業家外では初となる小川雅博社長が新しく就任した。その数カ月前のことだ。

 

「お盆の頃だったと思う。東京でデッキィが売りに出ていると聞いた。大手都市銀行、ないしその関連企業が仲介しているという話だった」 (新潟市内の開発業者)

 

「デッキィ」の売却話が現実味を帯びて語られ始めたのは昨年の10月半ば過ぎあたり。「デッキィ」には60ほどのテナントが入っているが、一部テナントの関係者がこう言っていた。

 

「この頃スーツを着た人たちがテナントの様子を見たり、建物の設備関係をチェックしたりしている。こんなことは今までなかった」

 

本命候補浮上

 

関係者の話を総合すると、「デッキィ」の売却話は昨年5月頃から北村製作所内で検討されていたらしい。仲介したのは大手都市銀行系の不動産販売会社で、20社以上が購入を検討したという。…続きは本誌に

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