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2024年10月4日

泉田派VSアンチ泉田派が相次いで密談 その席次

2017年09月27日

昨年8月、泉田裕彦前知事が「知事選からの撤退」を決めた2週間ほど前、泉田派と反泉田派の自民党県議が相次いで新潟市内で会合を持った。その際の席次を示したメモを独自に入手した。5区の候補者選考で泉田裕彦前知事を支持したグループと、これに反対したグループの色分けは、この時既にほぼできていたようだ。

 

図を見ていただきたい。これは昨年8月、新潟市内で相次いで開催された自民党県議らによる会合のメモだ。標記のように左は当時の泉田裕彦知事を支持したグループ、右は泉田知事に反対したグループだ。当然ながら開催の期日も会場も別だった。

 

昨年8月30日、泉田前知事は「この秋の新潟県知事選挙からの撤退について」と題する文書を示し、知事選への不出馬を表明した。図の会合はそれ以前に開催されたもの。泉田グループの会合は8月19日に開催され、反泉田グループのそれは具体的な期日が不明。前者と相前後して開催されたものらしい。

 

これら席次を書いたメモは泉田グループ、反泉田グループそれぞれ別々に入手した。原本は手書きだが、筆跡から入手先が特定される可能性があることから、本誌で作成し直したものだ。

 

どちらも大将格がテーブルの短辺に陣取るらしい。泉田グループの筆頭は、やはり当選11回で最古参の星野伊佐夫県議(長岡市三島郡)だ。反泉田グループは大将格が二人いて、小野峯生県議(村上市岩船郡、当選7回)と石井修県議(新発田市北蒲原郡、当選9回)だ。

 

面白いことに、石塚健県議(新潟市北区、当選3回)はどちらのグループにも顔を出している。同じ自民党でも選挙区が同じなら選挙でライバル関係になる。泉田グループの岩村良一県議(当選5回)と反泉田グループの石井県議は同じ選挙区で競い合う仲だ。こうした事情もあってか、互いの立ち位置が違うらしい。…続きは本誌に

 

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