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2024年05月5日

かくも悲惨な少年野球元コーチと保護者の不倫

2016年05月27日

p54覚醒剤に手を出して転落していった元プロ野球選手の清原和博の例が象徴的なように、世間知らずの“野球馬鹿”が道を一歩も二歩も踏み外すと、その後の人生は惨憺たるものとなる。本誌が2年前に報じた中学生選手の母親との不倫関係が発覚した少年野球チームの元コーチの近況にしても、目を覆いたくなるほど悲惨極まりないものがある。

 

元甲子園球児の指導者が母親と

 

母親とコーチが不倫関係にあることを知った中学生の息子は、大好きな野球を辞めざるを得なくなってしまった。

 

「大好きな野球をやりたいのにできなくなった!」

 

自分の母親はもちろん、尊敬すべき指導者であるコーチからも裏切られた少年の胸は張り裂けそうになったに違いない。本誌は2年前、そんなやり切れない事実を報じた。

 

母親とコーチの不倫の舞台となったのは新潟市内で活動する某硬式少年野球チーム。全国規模の硬式野球リーグに属しており、全国大会でも活躍する実力のあるチームとして知られている。

 

新潟市で造園業を営む山木秀明さん(仮名・47=当時)の話です。

 

「私には息子が二人いますが、二人ともその硬式野球チームで野球を教えてもらっていました。長男はチームを卒団して高校の野球部に入り、次男は小学校のときに野球を始め、中学校に上がってからもシニアチームで練習に励んでいました。しかし息子たちに野球を指導していたコーチと妻の不倫が発覚し、次男はチームを辞めざるを得なくなってしまったのです」

 

当時、山木さんの話によると、自分の妻(当時)と不倫関係にあったのはチームのコーチだった田口浩之(同・50)なる人物。田口本人は高校時代に甲子園出場を果たしており、こうした華々しい経歴から子供たちを託す保護者からも一目置かれていたという。

 

しかし田口は山木さんの妻との不倫発覚によって自らコーチを引責辞任。田口の本業はというと、その時点で測量業務や地質調査を行う会社を経営していたという。

 

山木さんが話を続ける。「私が妻の不倫を知る以前から、チームの保護者たちの間では二人が不適切な関係にあるのではないかとの噂でもちきりだったようです。事実、私に何回となく”奥さんと田口が怪しいから、気を付けたほうがいい”と忠告してくれた保護者がいました」

 

とはいえ当の山木さんは「野球好きの子供が尊敬しているコーチと、その母親がまさか男女関係にあるなんて…」とにわかには信じられなかったという。

 

「妻は平成22年に社会人枠で新潟大学に入学したことから、もともと外を出歩くことが多く、そのこと自体について私はあまり気にも留めていなかったのです。

 

ところがその後、妻は大学通いを口実に私が手掛ける造園の仕事をまったく手伝わなくなったり、何だかんだと理由をつけてそれまで以上に帰宅が遅くなったことから、保護者から不倫の噂を聞かされた私は半信半疑ながら妻の行動を調べてみたのです。…続きは本誌に

 

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