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2022年05月16日

「税金滞納」から「差し押さえ」 県議選民主選県議の弁明

2015年04月28日

p116自民による2議席独占を阻止するとの旗印を掲げ、初当選を果たした県議選三条市選挙区の民主公認・藤田博史氏は三条市議を2期5年務めた。本業は行政書士で市内に事務所を構えていたが、この事務所をめぐって選挙前、不穏な情報が流れていた。というのもナント、市税を滞納し不動産を差し押さえられているというのだ。果たして真実やいかに―。

 

滞納・差し押さえの過去を確認

 

県議選三条市選挙区はまさに激戦だった。3回目のトップ当選を決めた佐藤卓之氏の獲得票は1万4,131票で、これに続いて三条市議から転身を目指した藤田氏が1万3,424票で初当選。次点の現職・坂田光子氏は約1,300票差で敗れて再選を果たすことができなかった。

 

2位当選を果たした藤田氏に当確が出たのが午後10時半過ぎ。その時点の開票率がすでに97%だったことからも分かるように、藤田氏と坂田氏のどちらが2議席目に滑り込むのか最後の最後まで混迷を極めた。

 

それだけに藤田氏を知る関係者はこんなことを口にするのだった。「仮に選挙前に藤田氏のスキャンダルめいた噂が浮上していたとしたら、彼はかなり票を減らし、現職の坂田氏が逆転していた可能性が濃厚です」(市政通)

 

この人物が語る藤田氏の“スキャンダルめいた噂”とは、いわく「市民に到底顔向けできないような不名誉な話」と切り捨てる。政治家のスキャンダルといえば愛人問題や金銭トラブル、黒い交友関係などさまざまだが、同氏に浮上しているのはその類ではないという。

 

この人物が続ける。

「藤田氏は三条市議を5年も務めているのですから、いうまでもなくれっきとした政治家です。ところが政治家の彼があろうことかたびたび市税を滞納し、三条市によって所有不動産を差し押さえられているという話がまことしやかに語られているのです」(同)

 

いやしくも市民の負託を受けて三条市議を務め、さらに県議にステップアップすべく選挙に立候補した人物が市税を滞納し、揚げ句の果てに保有財産を差し押さえられているらしいという。にわかには信じがたい話ではないか。

 

しかし、かつて国会議員の年金未納問題がクローズアップされた例を見るまでもなく、政治家のモラルやコンプライアンスほどアテにならないものはない。

 

当然ながら記者は事実確認をすべく法務局を訪れた。法務局では誰もが他人の土地建物の登記簿謄本を取り寄せることができるが、仮に何らかの理由で物件を差し押さえられているのであれば、その旨が謄本に表示されることとなる。

 

まずは三条市北入蔵にある藤田氏の自宅の登記簿謄本を入手。それによると、土地建物の所有形態については藤田博史氏とその妻が2分の1ずつ所有する形となっており、平成21年1月26日付で博史氏の持ち分に対して三条市が差し押さえを行っていることが確認された。

 

ただし同年3月30日付で差し押さえが解除されていることから、博史氏が何らかの市税を滞納し、自宅の土地建物を差し押さえられたものの、ほどなくして納付、これを受けて差し押さえが解除されたものとみられる。

 

とはいえ時期的には今から6年も前のことであり、本誌としてもこうした相当程度過去の事実をあげつらって政治家としての資質を論じるつもりは毛頭ない。

 

そもそも6年前といえば、藤田氏が三条市議に当選する前の話だ。

 

またしても登記簿謄本に差し押さえの記載…続きは本誌にて

 

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