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2020年04月10日

泉田知事VS市長軍団 震災がれき戦争 その①

2013年01月29日

もはや戦争と言わざるを得まい。震災がれきの焼却処理をめぐる泉田裕彦知事と新潟市の篠田昭市長ら、県内5市長との対立だ。飛び道具こそ登場しないが、知事は柏崎市長選に登場し、3選を目指した現職市長の政治性生命を奪おうとした。一方、篠田市長や三条の国定勇人市長は公式の場で知事対し弓を引く発言で反撃を始めた。戦乱はそう簡単に収まりそうもない。

 

柏崎市長を驚愕させた泉田知事の徹底的政治信念

 

「殿、ご乱心か?」といえば、そうではない。昨年11月の柏崎市長選に勇躍登場した泉田知事。3選を目指した現職、会田洋市長の心胆を寒らしめたことは記憶に新しい。「そこまでやるか…」と周囲も仰天した知事の言動だったが、その真意はどこにあったのか。

 

アッと驚きの市長選

 

柏崎市長選の投開票は昨年11月18日だった。結果は現職の会田洋市長が3選を果たした。対立候補は元市長の弟で、共同通信社で論説委員長を務めた西川孝純氏。得票は会田市長が約2万6千に対し西川氏は約2万1千だった。

 

市長選では7基すべてが停止している柏崎刈羽原発の再稼働問題などが争点とされた。だがそれより注目されたのが泉田裕彦知事の動向だった。告示日の11月11日、知事は西川孝純氏の応援演説に駆け付けた。

 

知事の言動に最もド胆を抜かれたのは県議会議員だったのかもしれない。昨年の県会12月定例会では、柏崎市長選に関し知事の対応を問う質問が相次いだ。

 

民主党は会派の代表質問でこの一件を取り上げた。登壇したのは内山五郎県議(新潟市秋葉区)だった。

 

「報道によると知事は、柏崎市選挙において がれき処理問題を争点としようと、現職の対立候補の応援に入られました。特定候補を応援したことに対し、政治家としてその判断の真意をおうかがいします」

 

社民党の長部登県議(長岡市・三島郡)も〈知事の政治姿勢〉に対する質問項目の一つとして、この一件をただしている。

 

「知事が(柏崎市長選で)現職に対抗する新人候補を応援したとして、県民の中には知事の行動に対し批判の声があり、危ぐするところです」(長部県議)

 

昨年9月、新潟市西蒲区の県議補選で復活を果たした米山昇県議(無所属)も同様に連合委員会で質問している

 

「柏崎市長選、刈羽村長選についておうかがいします。(柏崎市長選で)知事は現職でない候補を応援したわけですが、私にはアッという驚きがありました。現職が当選した場合、感情的なしこりが生じて原発問題で連携をとることにひびが入るのではないかと懸念されました。…続きは本誌にて

 

 

 

 

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