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2022年08月9日

三条市が震災がれき焼却灰埋立地の地権者との協定を破った証拠書

2012年09月24日

前号では、三条市が震災がれきの焼却灰を最終処分することにしている道心坂埋立地の約3分の2の土地が民有地だと報じた。その地権者らが震災がれき焼却灰の受け入れに反対しているのをよそに、同市は10月初旬にもがれきの試験焼却を開始する構えだ。果たして三条市は土地所有者の意向を無視してまで、がれき焼却灰を埋め立てる権利を有しているのか?両者が交わした土地の使用承諾書を見ると、三条市側の協定違反が浮き彫りとなった。

 

年間45万円で大威張り!?

 

三条市唯一の一般廃棄物最終処分場である道心坂埋立地(同市月岡)では、昭和46年から埋め立て処分が行われている。

 

広さは約3万平方㍍で、このうち地元の月岡三・四丁目自治会が所有する共有地は約2万平方㍍に上る。その他の3分の1の土地は三条市が所有しており、埋め立ての進行に伴い嵩上げした土地を市が段階的に取得してきたものだ。

 

率直にいって、同埋立地の3分の2もの土地を地元自治会が所有しているという事実は、三条市民の間でもこれまでほとんど知られていなかった。同自治会は6 月、埋立地における震災がれき焼却灰の受け入れ反対を市に申し入れたが、その際にも当の自治会が土地の持ち主であることはいっさい報じられていない。傍目には「オレの土地なんだから、やめてくれ」と言えば話は早いように思うが、そうしなかったのはなぜなのか?

 

同自治会のさる関係者は以下のように話す。「自治会長さんがどういったお考えなのかは分かりませんが、書面を見るかぎり受け入れ反対の理由は〝放射能汚染の心配があるから〟というものです。確かに〝オレたちの土地なんだから、やめてくれ〟とやればよさそうなものですが、そんなふうに土地の所有権を強く主張し始めると、世間の人から〝あそこの自治会はカネでも欲しいのか〟と言われかねません。

 

そういった意味で自治会幹部の方々は奥ゆかしいのかもしれませんが、中途半端に反対していたのではあの国定市長のことですからゴリ押ししてくるに違いありません」(地元の男性)

 

道心坂埋立地で埋め立てが開始された昭和46年当時、共有地の地権者らは市が早晩、土地を買い受けることを条件に無償で土地を使用させていた。…続きは本誌にて

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