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2020年04月8日

JA越後中央と融資先が結託、交付金を騙し取った生産者偽装事件

2012年08月27日

「農業政策の腐敗」を象徴するような悪質かつ醜悪な事件が新潟市西蒲区で発生した。地元の農事組合法人が国から所得補償交付金を騙し取るため、大豆袋にある検査請求者名の書き換えをJA越後中央・西川支店に依頼。これを受けてJA職員が偽装工作に加担したのだった。生産者と農協がグルになった前代未聞の交付金詐取事件の真相に迫る。

 

大規模法人にまつわる噂

新潟市西蒲区の農業関係者の話。「あそこの農事組合法人は以前からいってみれば〝問題児〟でしたからね。国から所得補償交付金をもらって大豆を栽培しているというのに、去年なんかほったらかしにして草ぼうぼうにしている畑が何十町歩とあった。さすがに見かねた地元の農業再生協議会が栽培管理体制を改善するように指導したのはここらでは有名な話ですよ」(JA越後中央・西川支店管内の農家)

 

農業関係者の間では、栽培方法や肥培管理が不適切であることを俗に「捨てづくり」というそうだ。当然ながらこれではロクに収穫量が上がらないことから、国が捨てづくりと判断した場合、農家には所得補償交付金が支払われないことになっている。至極当たり前の話といえよう。

 

しかしながら昨秋、JA越後中央・西川支店管内の農家の間で不穏な噂が立った。噂の内容はというと、先に農業再生協議会から大豆畑の栽培管理が不適切だとして指導された農事組合法人が「不正に手を染めたのではないか」というものだった。不正を取沙汰された当事者は、西蒲区槙島に生産拠点を構える農事組合法人「さざなみ」で、現場は旧西川町エリアに位置する。地元関係者によると、さざなみは同エリアではダントツの生産規模を誇るのだという。

 

さる地元民が「さざなみ」にまつわる噂について具体的に語ってくれた。「さざなみは簡単にいえば大豆作りをサボっていたわけですよ、傍目にも明らかなように。ですからあそこは同業者の間では〝助成金ドロボー〟といわれています。…続きは本誌にて

 

 

 

※実際の音声を聞くことができます

生産者偽装の暴挙に出た佐藤幸紀・さざなみ代表理事組合長と本誌記者との一問一答

 

 

 

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