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2026年05月27日

北越高校バス死傷事故 学校側と運行会社が醜い責任転嫁の応酬

2026年05月27日

福島県郡山市の磐越道で北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部員を乗せたマイクロバスがガードレールに衝突して大破し、生徒1人が死亡、計20人が負傷した。現場で生徒を引率していた顧問によるバス手配の経緯についての説明には到底納得できない点があり、バス運行会社の蒲原鉄道(五泉市)の前社長は週刊誌の取材に対して「学校はウソを言っている」と発言をするなど、両者の言い分は真っ向から食い違っている。

 

白ナンバーを見逃したと説明する顧問の男性教諭

 

5月6日朝、北越高校男子ソフトテニス部の生徒らは、福島県内で行われる練習試合に向かうためバスに乗っ
て学校を出発した。だが、彼らを乗せた車両は正規の貸し切りバスではなく、レンタカー会社から借りた白ナンバーのマイクロバスだった。

 

北越高校側はバス運行会社の蒲原鉄道に「貸し切りバスの手配」を依頼したと説明。一方の蒲原鉄道側は、学
校側から「レンタカーと運転手の手配を頼まれた」と説明しており、両者の主張は真っ向から食い違っている。

 

しかしながら、ここで最も重い問いを突き付けられるのが、生徒たちを引率していた男子ソフトテニス部の顧問を務める男性教諭だ。学校側の言い分どおり、本当に貸し切りバスを頼んだとの認識だったのなら、なぜ顧問は集合場所の学校に白ナンバーのマイクロバスが乗り付けられたのを見て異論を唱えたり、出発を止めたりしなかったのか?

 

新潟市内の50代男性は怪訝そうにこう話す。

「顧問が貸し切りバスを頼んだのに白ナンバーのマイクロバスが来たら、普通はその場ですぐに気付くでしょ
う。顧問は生徒を引率する責任のある立場です。“確認が足りなかった”では済まされません」(50代男性)

 

貸し切りバスとレンタカーのマイクロバスは、仮に車体の見た目が似ていたとしても意味合いがまったく違う。営業用の貸し切りバスなら緑ナンバーであり、運転手には旅客輸送に必要な資格が求められる。

 

ところが今回、生徒を乗せたのは白ナンバーのレンタカーとして貸し出されたマイクロバスだった。しかも運
転していた若山哲夫容疑者(68)は二種免許を持っていなかった。

 

さらに驚くべきことに、若山容疑者は事故の5日前に追突事故を起こしていたほか、数カ月前から物損事故
を何度も起こしていることから、新潟県警から免許返納を促されていたというのだ。

 

事故当日、生徒たちが待つ北越高校に向かう同容疑者が運転するマイクロバスの監視カメラ映像を見ても、
中央分離帯をまたいで走行する尋常ではない運転ぶりが窺える。

 

警察の調べに対して若山容疑者は、制限速度80㌔を上回る90㌔ないし100㌔で走行し、「スピードの見極
めが甘かった」と供述しているとされるが、事故原因は速度超過以前の問題とさえ考えたくなる。…続きは本誌で

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