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2023年03月27日

「真相究明はまだ」 安部元首相暗殺事件 “疑惑の銃弾”

2023年01月27日

自民党の高鳥修一衆院議員にとって、故安倍晋三元首相は〈無二の政治の師でありかけがえのない恩人〉だという。その高鳥議員は、同元首相の銃撃事件について〈真相が究明されない状況が続いています〉としている。現時点で同議員が語ることのできる内容が初めて明かされた。その第一報が以下だ。

 

暗殺事件の真相究明を原点に

 

参院選の投開票が2日後に迫った昨年7月8日午前11時31分のこと。奈良市の近鉄大和西大寺駅北側で街頭演説中の安倍晋三元首相が、背後から銃撃され倒れた。その後、同元首相は橿原市にある奈良県立医大附属病院に搬送されたものの、帰らぬ人となってしまった。

 

自民党県連の会長を務める高鳥修一衆院議員は安倍元首相の死去に際し、〈私にとっては無二の政治の師でありかけがえのない恩人〉という一文から始まるコメントを発表した。銃撃事件後、本誌の取材で同議員は「安倍さん以外に私の政治の師はありません。これからもないと思っています」と語っていた。

 

その高鳥議員だが、昨年12月31日付のツイッターやブログなど、自身のSNSに以下のように投稿している。

 

〈今年は5月の知事選、7月参議院選と大きな選挙を二連勝。10月の妙高市長選でも自民党が推薦した城戸さんが大勝しました。

 

しかし、何と言っても参議院選の最中に私が約20年間師事した、安倍晋三元総理が暗殺されるという惨事が発生し真相が究明されない状況が続いています。

 

安倍派も会長を突然失った中で『後継争い』という報道がなされていますが、アベイズムの継承を訴えるのならば、盟主『安倍晋三元総理暗殺事件の真相究明を原点』として頂きたいと思います。

 

警察が認めた説明では、『後ろから撃たれたはずの安倍元総理の首の右前に弾の射入口がある』など物理的に不合理な点があり、この矛盾を解明せずにアベイズムの継承など有り得ないと思います。

 

国民に『真相が知らされず闇に葬られる』ことがあってはなりません(以下略)〉

 

安倍元首相は演説中に銃撃され亡くなった。山上徹也容疑者は元首相の背後から2度発砲した。1発目で大きな発砲音と白い煙が立ち上がり、すぐ2発目が発射された後に元首相が倒れ、その様子を伝えた動画が事件直後に繰り返し報道された。〈後ろから撃たれたはずの安倍元総理の首の右前に弾の射入口がある〉とか、〈真相が究明されない状況が続いています〉とは、いったいどういうことなのか?

 

山上容疑者については奈良地検が半年近く「鑑定留置」を行い、刑事責任能力があると判断し、1月13日に殺人と銃刀法違反の罪で起訴した。これから事件は裁判員裁判で審理される見通しだという。

 

 

青山繁晴議員が食い違いを指摘

 

高鳥修一衆院議員は、自身の師である安倍晋三元首相の銃撃事件について、〈真相が究明されない状況が続いている〉、〈真相が知らされず闇に葬られることがあってはなりません〉と表明している。こうした危惧の念を明らかにしているのは同議員だけではない。

 

自民党の参院議員(2期)、青山繁晴氏は共同通信の元記者で、かつて三菱総合研究所の専門研究員を務めた。同議員は政治献金を受けず、政治資金パーティーも一切開かない。あらゆる団体の支持は受けず、後援会を作らず、完全無派閥の政治家として知られている。

 

青山議員だが、同議員のブログによれば、昨年7月8日朝、東京・羽田から大阪・伊丹に向かう安倍元首相と同じ飛行機に偶然乗り合わせたという。青山議員を見つけた元首相は、議員の肩を2度叩き、「お疲れ」と声をかけた。飛行機が伊丹空港に着いたのは午前10時。それからおよそ1時間半後、元首相の命を奪った銃撃事件が発生した。

 

青山議員は事件後、銃撃された安倍元首相が受けた2発の銃弾のうち、1発が見つかっていないことを指摘。その後、7月29日にNHKが「被弾した銃弾1発見つからず」と報じた。同議員は、元首相が救急搬送された奈良県立医大附属病院の見解と、奈良県警が発表した司法解剖の結果との食い違いについても指摘している。

 

元首相が搬送された病院側は「心臓の傷自体は大きなものがありました。たぶん、弾丸による心損傷、大きな穴ですね、心臓の壁にあいた穴です」としていた。一方、司法解剖の結果では「心臓の壁にあいた穴」について触れられていなかったという(この点について、後に警察側が青山議員に説明しているが、詳細は省略する)。…続きは本誌で

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