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2022年12月9日

学費で選ぶなら私大⁉ 2023年入試に役立つ県内大学の関連データ

2022年09月27日

メディア、大学受験サイトともに2023年入試の情報が飛び交うようになってきた。すべての大学で受験スケジュールが固まったことで、これから受験生の志望校選びが本格化する。県内受験生が最も多く受験するであろう県内大学について、志望校選びのヒントになりそうなデータをまとめてみた。

 

行きたい大学より行ける大学?

 

進学したい大学を選ぶ時、タテマエとホンネが交錯するものである。

「(進学したい大学には)学びたい学部・学科、カリキュラムがある」

 

恐らくこれを受験生は最も重視するだろう。問題は2番目以降の要素だ。

「本当は東京の私立〇〇大学に行きたいが、家計のことを考えると地元の国公立大学かな」

「第一志望の難関大学はいつも倍率が高くて厳しそう。ランクを落としたほうが無難かも」

「親は学費の安い国公立大学を望んでいるが、得点できるのは文系教科だけ。苦手な理系教科を受験しなくていい私立大に行きたい」

 

超優秀で家が裕福なら、大学は選びたい放題だ。だいたいは学力かお金のどちらかが、あるいはその両方とも不足する。

 

そもそも日本の高校生は、高1の早い段階で2年生以降の文理選択を迫られるため、この時点で受験できる大学の選択肢を大きく減らす。不自由なく大学を選べる受験生などかなり少数なのだ。

 

こんな高校生(2年)もいる。「私は、数学と物理は得意なほうですが、化学が唯一、嫌いと言える教科です。理系に進むと化学が必修で、化学(の授業)を受けたくないだけで文系を選びました。

 

私が共通テストで理科の受験科目を選ぶとなると、生物1科目か、化学基礎・生物基礎・物理基礎から2科目のどちらかになると思います。基礎なら生物と物理を選びたいのですが、文系の授業に物理も物理基礎もありません。物理基礎を選ぶなら独学でやるしかない。かといって、苦手ではないけど得意とも言えない生物1科目で臨む勇気もいまのところありません。

 

家計のことを考えると私立大は厳しく、そうなると大学受験は、共通テストを課さない(学校)推薦(型選抜)か総合型(選抜)で国公立大に行くしかないのかなと…。選択肢の少なさが不安になっています」

 

誰もが最初は「行きたい大学」を考える。学年が上がるに連れふるい落としが始まり、現実問題を直視するようになる。すると「行ける大学」を考え出す。この「行ける大学」を考え始めた時点で選択肢減少のカウントダウンが進む。大学選びでタテマエとホンネが交錯し始める。ただでさえ苦しい受験勉強に、志望校選びの苦しさがのしかかる受験生も出てくるのだ。

 

不安を煽ってもいいことはない。少しでも受験生やその保護者に有益な情報を伝えようとするのが本稿の目的だ。受験生になっても、受験生の保護者になっても意外と知らない(と思われる)情報・データを提供するので、志望校選びに役立ててほしい。…続きは本誌で

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