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2021年12月1日

「北朝鮮にワクチンを」と主張する森裕子参議院議員の“平和ボケ”

2021年07月27日

本県選出の森裕子参院議員(立憲民主党副代表)が「北朝鮮に新型コロナワクチンを提供すべき」と発言し、インターネット上で猛烈な批判を浴びている。拉致問題が膠着状態にあることから、“ワクチン外交”によって「北朝鮮の心を開かせる」(森氏)というのだが、「平和ボケも甚だしい」とバッサリ切り捨てる向きが大半だ。

 

北朝鮮に対する経済制裁解除に前のめり

森氏による問題の“北朝鮮へのワクチン提供発言”は6月11日の参議院「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」の席上で飛び出した。

 

序盤のやり取りは割愛するが、質問に立った森氏は加藤勝信・拉致問題担当相の答弁に業を煮やして以下のように発言。拉致問題を引き起こした北朝鮮に対して、肩入れしているかのようだった。

 

「(北朝鮮が)何らかの行動を起こした場合には、わが国独自の経済制裁を一部解除するという意思をお持ちなのかどうか、そのことだけを端的に答えてください。そういうものがあるから、そこで交渉の端緒になるかもしれないじゃないですか。

 

やっぱりいろんなものを示していくべきなんですよ、表のほうに。ということで今のような答弁を繰り返さないでいただきたい、時間の無駄ですから」(森氏)

 

これに対して加藤氏は以下のように答弁した。

「時間の無駄とおっしゃいますけど、やっぱりひとつひとつしっかり発信していくことは大事なんだと思います。(中略)

政府としては引き続きですね、北朝鮮の動向等々、あるいは諸外国の対応動向、こういったものも踏まえながらですね、適宜適切な対応を図っていきたい、こういうふうに考えております」(加藤氏)

 

森氏は茂木敏充外相に対しても以下のように質問している。

「なかなか答えていただけないんですけど、そういうメッセージ、じゃあ外務大臣にお聞きしますが、何らかの行動を起こした場合、たとえばストックホルム合意、向こうは破棄をしたと言ってるわけですけど、日本はまだ有効だと言っている。

 

これに基づいて調査を再開するとか、何でもいいです。いろんなことをやってこの問題に関して行動を起こした場合には、制裁を一部解除する、そういうこともできるんだと、そういうふうな交渉を始めるタイミングじゃないかと思うんですけど、外務大臣はいかがですか」(森氏)

 

これに対して茂木氏の答弁は以下のとおり。

「北朝鮮が今ですね、非常に厳しい経済状況の中でも、核ミサイル開発を継続していると、そしてこの日本にとって最重要課題であります拉致問題、さらには核ミサイル問題についてですね、前向きな具体的な行動を示していない中では、制裁の解除というのは時期尚早だと。裏返せばその逆になってくると。

 

おそらくストックホルム合意についてもですね、調査を開始するといっても調査結果についてまったく報告が来ないという段階では、調査を開始しましたというだけではそれを前向きな行動だと、そういうふうに取ることはできない。

 

具体的な前向きな行動を示すことが重要であって、単に制裁を一部解除することによって単に北朝鮮が時間を稼ぐということは、あってはならないと思っております」 (茂木氏)…続きは本誌

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