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2019年02月21日

衝撃の秘書逮捕 星野伊佐夫県議に”談合事件”を質す!

2019年01月26日

1月18日、長岡市が発注する下水道工事の入札を巡る官製談合事件が発覚した。同市の幹部や、市内の建設会社社員、そして県政界の重鎮とも言える星野伊佐夫県議(自民、長岡市・三島郡)の金内省治秘書が逮捕された。事件の詳細も定かにならないその翌日、4月の改選を目前に、長年連れ添った自身の秘書が逮捕されるという事態に直面した同県議が取材に応じた。

 

星野事務所に入れたがために…

 

まさに激震が走った。第1報が伝えられたのは1月18日の午後3時半頃だった。その内容は以下のよう。「長岡市が発注する下水道工事に関連する官製談合事件で、しなの産業など市内2業者の社員、市の幹部、そして星野伊佐夫事務所の金内省治秘書が逮捕されたらしい」。

 

「まさか」の事態だったが事実だった。今さら言うまでもないが、連続11期当選の星野県議(長岡市・三島郡)は自民党県連の会長も務めた県政会の重鎮だ。「星野県議の秘書逮捕」は県の政界全体に衝撃を与えた。

 

事件が発覚した1月18日の夕方から夜にかけて、社員が逮捕された市内の建設業者、しなの産業や北澤工業に県警の捜査員による家宅捜索が続けられていた。

 

星野伊佐夫県議が取材に応じたのは、事件が発覚した翌日の1月19日朝だった。衝撃が未だ冷めやらず、事件に関する詳細もはっきりしない段階。同県議にはその2日前の同月17日朝、金内省治秘書か
ら連絡が入ったという。

 

「一昨日の朝ですよ、(金内秘書から)電話が入って、県議、本当に申し訳ありません。これから取り調べを受けるために警察に行きますと、こういうことだったんです。

私はその内容について聞きませんでした。彼(金内秘書)も、(事件の)具体的な中身について、何のことだか承知していないようでした」 (星野県議)

 

金内秘書はその後逮捕された。長岡市が発注する下水道工事の入札で、役所側の金額を聞き、それを業者側に伝えたのだという。同秘書が逮捕されたと聞き、星野県議はこう思ったという。

 

「私は、この男と一生付き合おうと思ったし、弟のようにしなきゃだめだと思った。私のために(金内秘書に)迷惑がかかっているんだから。星野事務所に入れたがために(金内秘書は)こうなったんだから。

 

彼(金内秘書)は家族に謝っていたそうです。金内が申し訳ないではなくて、私が申し訳ないと、そう言いたい」 (同)

 

「取り調べも受けていない」

 

揚げ足取り的な言い方になるが、星野伊佐夫県議が「金内ではなく、私が申し訳ない」というならば、この事件に関する責任を星野県議自身が認めていることになる。即ち「金内秘書は星野県議の名代を務めただけ。事件にかかわったのは同県議」ということになりかねない。今回の官製談合事件について、自身の関与はどうなのか?

 

「まったくありません。取り調べも受けたことはありません」(星野県議)

 

この事件が発覚し、星野県議が「この男と一生付き合おうと思った」という金内省治秘書だが、二人の付き合いはずいぶん長い。

 

「40年以上になります。(金内秘書から)私の後援会で青年部長をしてもらったこともあるんです。私も彼に目を付けていたし、長年にわたって事務所にいてくれた人が病気で辞めざるを得なくなりましてね。その後継者について、私も、当時事務所を任せていたその人も、〝金内しかいない〟となったわけです」 (同)

 

金内秘書には、「市議に出ないか」という話もあったという。「当時、金内はこう言ってくれたんです。私が県議のそばにいるのは、単にあなたのことが好きだからです。市会議員に出ようなんてことは考えていないと」 (同)

 

星野事務所に入る前、金内秘書は建材を扱う会社の社長でもあった。

「(星野事務所の)前任者が病気で辞めざるを得なくなったものですから、金内をこの事務所に呼んで、私も困っているんだと話したんです。金内は時間をもらえるかと言って、ほんの数日くらい、3日ほど後だったでしょうか、来てくれましてね。俺でよかったら手伝いさせてもらいますと言ってくれたんです」 (同)

 

その頃、金内秘書の会社には借金がなかった。従業員は、…続きは本誌に

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