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2019年08月19日

県知事選に敗れて東京に舞い戻ったマック赤坂をあえて追跡する

2012年11月26日

先の知事選での泉田裕彦知事の大勝はまさに既定路線といったところだが、県民にとって想定外だったのは告示直前に名乗りを上げたマック赤坂氏なる御仁の出馬だろう。その出で立ちはもちろん、歌や踊りに終始する“街頭演説”を目にした県民に強烈なインパクトを与えたのは間違いない。とはいえ多くの有権者の目には選挙で遊んでいるようにしか映らなかったのもまた事実。同氏の本当の目的はいったい何だったのか? 敗れて東京に舞い戻ったマック赤坂氏を直撃した。

 

プロフィル

 

マック赤坂=本名:戸並誠(となみ まこと)

 

京大農学部卒、医学博士。伊藤忠商事を経て、財団法人「スマイルセラピー協会」会長、スマイル党総裁。伊藤忠商事在籍時にレアアースを初めて開発した功績が認められ、社長賞を受賞。同社退社後に設立したマックコーポレーションはレアアースの輸入商社で、前期は売上高50億円、利益10億円を計上している。現在、同社会長。愛知県出身、64歳。

 

得票率2・1%は自身最高

 

泉田裕彦(無所属現)

75万9718票

 

樋渡士自夫(共産新)

5万9876票

 

マック赤坂(諸派新)

1万7884票

 

10月に行われた知事選の結果については特段記すこともないだろう。共産以外の主要政党から推薦を取り付けた泉田氏の3選は選挙戦前から見えており、76万票に上る獲得票もうなずけるところだ。

 

しかしながら今回の知事選は、県内におけるこれまでの選挙とは明らかに一線を画す要素をはらんでいた。キーワードは「泡沫」だ。

 

多くの選挙に泡沫候補は付きものだが、今回の知事選で最下位となったマック赤坂氏は「都市型泡沫候補」といえるだろう。昨年行われた東京都知事選や大阪府知事選への出馬が象徴するように、これまで6回立候補した選挙はすべて大都市で行われたものだ。

 

また同時にマック氏のような都市型泡沫候補は地方都市の選挙に出馬する泡沫候補とは違い、いわゆるキャラが立っている点が特色だ。

 

スマイルセラピー協会の会長で、スマイル党の総裁も務める同氏は「笑顔が人を幸せにする」として、政見放送ではスマイルセラピー講座と称して、顎の下に手を添えた独特のポーズで「10度、20度、30度!」の掛け声とともに歯を見せてニカッと笑うのがお約束。

 

こうした政見放送の模様はインターネットのユーチューブにもアップされ、かなりの再生回数を誇っている。泡沫候補とはいえ、知名度はかなりのものなのだ。

 

そのマック赤坂氏が昨年の東京都知事選、大阪府知事選に続いて新潟に殴り込みをかけてきたとあって、今回の知事選は県外からもそれなりに注目を集めていたようだ。…続きは本誌にて

 

 

 

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