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2019年12月15日

─ 婚活サイトで出会った自称「33歳 シングルマザー」の寸借詐欺疑惑 ─

2019年11月27日

シングルファザーが新たな出発のために婚活サイトで…

 

前号まで4号続けて「子を持つ親の気持ち」をテーマとする事件ファイルをお届けしてきました。これまでとは趣旨が少々異なりますが、今回登場するのは非常に子煩悩な男性で、心優しい人柄は映画「クレイマー、クレイマー」で主演のダスティン・ホフマンが演じた父親のテッド・クレイマーを彷彿とさせます。

 

こうした子供思いの彼の優しさがアダとなったのでしょうか? 同じく子供を持つシングルマザーが困っているのを見るに見かねて、彼はそっと手を差し伸べたのですが…。

 

今回ご紹介するのは目下、当調査事務所が現在進行形で進めている調査案件です。依頼者は下越地区在住の山口忠伸さん(仮名・34)で、前妻とは数年前に離婚。お二人の間にもうけた二人のお子さんを引き取り、男手ひとつで育てていらっしゃるといいます。

 

山口さんがお話しになられます。

「前妻は離婚と同時期に県外にある生まれ故郷に帰りました。以来、私は二人の子供と3人暮らしをしています。世にいうところのシングルファザーというわけです。

 

子供はまだ、小学校低学年の男の子が二人です。何かと手のかかる年頃で毎日てんてこ舞いしていますが、そんな忙しい毎日に追われながらも私は今、勤務先でステップアップをするのに必要な資格を取得するため学校へ通っているのです」 (山口さん)

 

山口さんは前妻と離婚する以前に、すでに一戸建てのマイホームを若くして建てており、離婚後は毎月のローンを支払いながら子供たちを育て、資格取得のため学校に通っているといいます。

 

住宅ローンや生活費に加えて学費まで捻出しなければならないというのですから、家計のやり繰りはさぞかし大変でしょう。

 

しかしながら山口さんは弱音を吐くことなく、こう続けるのでした。

 

「資格取得後、以前より安定収入が得られるようになれば、二人の子供たちにも十分な教育を受けさせることができます。それを思えば家計の苦しさや忙しさなんて苦にもなりません」 (同)

 

気丈にも強気でそう語る山口さんですが、とはいえ二人のお子さんを夜寝かしつけて一人になると、ふと寂しさにとらわれることもあるといいます。

 

「妻と離婚する以前、つまり家族4人で暮らしていた頃のことを思い出すと、やはり寂しくなりますよね…。今はこうして男手ひとつで子供二人をなんとか支えているつもりですが、ふとした瞬間に私自身も誰かに寄り添い、互いに支え合えたら…と思うことがあるのです。

 

別の言い方をすれば、まだ幼い二人の子供たちのためにも良い母親を見つけてあげたい…。そんなふうに思って、私はある会員制の婚活サイトに登録したのです」 (同)

 

山口さんはその婚活サイトを通じて、一人の女性と出会ったといいます。

「本名は分かりませんが、自称“さ〇”という名前の女性です。彼女がいうには年齢は33歳。子供二人を育てているシングルマザーだといいます。

婚活サイトを通じて知り合い、何度かやり取りしているうちに同じひとり親ということもあって意気投合し、実際に会うことになったのです」(同)

 

今年5月初めのことだといいます。…続きは本誌に

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