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2019年12月12日

石﨑衆議院議員に振り回された(⁉)衆院4区自民党の困惑

2019年10月26日

自民党県連は10月8日、衆院4区の支部長を國定勇人三条市長とし、党本部に上申することを決めた。党本部がこれを認めれば、國定氏が次期衆院選の公認候補となる。だが、本誌9月号で報じたように、「國定市長ではダメらて」と党の決定に不満を募らせる4区内の自民党関係者は少なくない。三条市内はおろか市外にも少なくない〝アンチ國定派〟は、実は石﨑徹代議士に密かな期待を抱き、〝國定降ろし〟を夢見ていた。

 

期待された「石﨑辞職」

 

「あちゃー、辞職せんかったかぁ」10月3日、「ボクは辞職しましぇん!」と約2ヵ月ぶりに表舞台に出てきてそう宣言した石﨑氏。議員辞職も離党もしないことが分かった三条市内の自民党関係者の会社役員は、そう漏らして天を仰いだ。

 

別の自民党関係者は、「石﨑が辞めて金子(恵美)が復活(当選)すれば、國定ももう好き勝手できない」と〝石﨑辞職〟に〝國定降ろし〟の期待感を示していた。

 

「もしも國定氏が4区支部長になれなかったら、三条市長を続投するだろう。それも嫌だ。とにかくもう4区から、いや新潟県から出て行って欲しい」(さらに別のアンチ國定派のある議会関係者)

 

石﨑氏の会見は、アンチ國定派の期待を瞬時に砕いた。

 

石﨑氏は、秘書への暴行問題や女性問題などを週刊誌に暴かれ、約2ヵ月間、「謹慎」(石﨑氏)していた。謹慎とは言うものの、電話をしても出ない。メールを送っても返信がない。LINEを送っても既読にならない。〝雲隠れ〟と批判された。

 

そうこうしているうちに石﨑氏は、自身が就任していた1区支部長を辞任(8月3日)。離党や議員辞職の観測も流れた。だがしかし、本人は辞職も離党も選ばなかった。

 

「石﨑辞職、金子復活」を夢見ていたアンチ國定派は、この図式が最善だとは誰もが思っていない。

 

「タレント気取りの金子なんて4区にも自民党にもいらね」(先の会社役員)

 

それでも〝金子復活〟を期待したのは、1つには〝國定憎し〟がある。

 

「石﨑が暴行や女性問題で窮地に陥っている。國定にもそういう類の怪文書が何通もばらまかれている。加えて、前市長からの土地家屋贈与問題などを含め、市長としてのここ最近のやりたい放題は、怒りをどこにぶつけていいか分からないほど」(同)

 

國定氏の履歴書に問題ありというわけだ。そういう人物を4区の支部長に選んだ党県連に刃を向ける関係者もいる。

 

「県連が國定氏を支部長に選任すると決めたのは7月下旬。だが党本部にはすぐに上申できず、上申すると決めたのは10月に入ってから。國定氏の〝黒履歴〟の調査に手間取った。つまり、県連の連中はビビってたんだ。支部長になった後にホコリでも出ようものなら、県連幹部は〝総辞職〟モノだもの。

 

そもそも、県連として國定氏を支部長にすると言うなら、『我々はあんたを支部長にするんだから今すぐに市長を辞めなさい』となぜ強く言えなかったか。若造と言ったら失礼だが、若造にさえ気兼ねするような弱い自民党県連に、いつからなったのか」 (4区内支部の重鎮格)

 

ちなみに金子氏は10月6日に政界引退を表明し、夫である宮崎謙介氏のブログに声明文を掲載した。今後、石﨑氏が議員辞職しても復活当選は辞退するという。

 

あとは党本部が「國定支部長」を決定すれば4区は片付く。そうなると、4区内の一部自民党関係者の〝悲願〟が叶わなくなると、前出・会社役員らは肩を落とす。

 

その悲願とは、「県央から自民党代議士を出す」ことだという。この会社役員氏が解説する。…続きは本誌に

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