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2019年11月12日

『NASH (ナッシュ)』

2019年10月26日

丸山診療所院長
波田野 徹 氏

 

■医師データ
信州大学医学部卒。新潟大学医学部第三内科入局。長岡中央綜合病院内科部長を経て平成21年に開業。医学博士。日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医。

 

 

 

最近、特別大酒を飲むわけでもないのに、血液検査で肝機能の数値が悪かったり、超音波検査などで脂肪肝と診
断される人が増えている。これはNASH(ナッシュ)という非アルコール性の脂肪性肝炎に罹患している可能性が高い。今回は、お酒を飲まない人でも注意しないといけない、ナッシュについて取り上げる。解説は丸山診療所の波田野徹院長にお願いした。「肥満人口の増加とともに、内臓脂肪型肥満を背景とした脂肪肝が最近増えてきています。

 

脂肪肝は腹部超音波検査で、肝臓の内部が『雪が舞ったように白く輝いて見える』ことで容易に診断されます。
最近、肝炎ウイルスが陰性で、アルコールも飲まない脂肪肝の人で、将来肝硬変や肝がんに発展する『非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:ナッシュ)』という病態が明らかになってきました。

 

それではナッシュはどのようにして発症するのでしょうか?

 

脂肪肝から脂肪性肝炎、ナッシュに進展する要因として、酸化ストレスやインスリン抵抗性を背景とした高血糖
などが考えられています。

 

ナッシュの治療には、内臓脂肪の減少を目的とした肥満と生活習慣病の治療が基本となります。…続きは本誌に

 

 

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