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2019年12月15日

所長の私が27年間連れ添った “相棒”こと相談室の青いソファー

2019年05月27日

事務所開設時に先輩が持ち込んだ思い出のソファー

 

当調査事務所「シークレットサービス新潟」はJR新潟駅南口からほど近いビルの一室に拠点を構えています。

 

私たちが調査業務を本格的にスタートしたのは今から約25年前、平成6年頃のことです。

 

時代は平成から令和へと移り変わりましたが、平成生まれの当調査事務所もご多分に漏れず新時代の到来は感慨深いものがあります。25年の月日は長いようで短かったような気もします。

 

思い起こせば開業当初、調査業界の伝説の人物ともいえる神奈川の山田氏から調査機材の提案や情報収集の方法などについてご教示いただきました。面倒見のいい山田氏は当時、20代半ばの世間知らずの私に対して“探偵のイロハ”をご指導してくださいました。

 

に使用する各種調査機材も飛躍的な進歩を遂げました。たとえば創業期の動画撮影用カメラといえばテープ記録方式でしたが、現在は内蔵HDDやマイクロSDカードへの記録方式になりました。

 

時はせいぜい41万画素で、それを綺麗と感じていたのがデジタル映像になり、さらにハイビジョン、フルハイビジョン、そして現在は4K時代になりました。機材の小型化も同様です。

 

令和の始まりにそんな取り留めもないことを考えていたところ、私はふと相談室にあるソファーの存在に気付いたのです。

(このソファーだけは27年間ずっと一緒だったじゃないか…)

 

当調査事務所内にはご相談者をお通しするソファーとテーブルを備えた相談室があります。この相談室では文字どおり調査依頼者様のご相談やお悩みをお聞きするほか、写真やビデオを示しながら調査報告をさせていただくこともあります。

 

計4人掛けのソファーは青色に染められた牛革製で、私が27年前に調査事務所の前身ともいえるオフィスを開設した際に、当時、目をかけてもらっていたWさんという先輩男性が事務所に持ち込んでくれたものを今でも使用しているのです。

 

頂戴した時点ですでに使用済みの中古ソファーでしたが、それからさらに27年も使い込むとその様相はやはり大きく変わるものです。全体的に青色がくすんでひび割れており、ところどころ小さな破れもあります。

 

これはいけないということで、ホームセンターで材料を買ってきて補色を施したり、革製品手入れ用の革クリームを塗り込んだりして、一応はソファーの体裁を整えている次第です。

 

ときどきご相談者やお客さんから「随分と年季の入ったソファーですね」と感心される(?)ことがありますが、私にはこのソ
ファーと共に27年分の思い出があるのです。

 

相棒のM氏と色々な打ち合せをするのにもこのソファーを使ってきました。所員以外の人物で一番ソファーに腰を下ろしていた時間が長いのはこの相棒M氏です。先日にはM氏お勧めの白髪染めを伝授してもらいました。チームを組んで早10年…。二人ともチョットだけ年をとってしまいました。

 

一方、世知辛い探偵稼業を長い間続けていますと、ややもすれば斜に構えた物の見方をしがちになりますが、そんな私に青年時の精神を取り戻させてくれたのが実業家のO氏でした。

 

O氏にはこのソファーに二度ほど腰をかけていただいています。O氏は、特異な生き方を四半世紀続けてきた私でさえ驚嘆した人物です。

 

狭い新潟だけでは収まりきれない大きな器をお持ちの方で“とにかく粋な男”です。O氏は私にとって自分自身を高める気持ちを
くださる師匠にほかなりません。

 

しかし凡人がウルトラマンに憧れて、私がタイやフィリピンで再起を図る物語りにならないよう自制しないといけません。

 

(もしかして!…。番頭Ⅰは、東南アジアでガンバろう!と言うと喜ぶかもしれません???)…続きは本誌に

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