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2019年03月20日

年間利用者100万人超確実の新潟空港 でも二次交通利用は15人…

2018年12月27日

新潟空港の利用者数が上昇気流に乗っている。3年ぶりに100万人を超えた平成29年度に続き、30年度も連続して大台を突破しそうだ。国内線ではLCC(格安航空会社)が就航した大阪線が好調。国際線では昨対163%の中国・ハルビン線を筆頭に、上海、台北線も二桁の伸び、ソウル線も伸びている。だが新潟空港から県内観光地を結ぶ二次交通がさみしい。花角英世知事が掲げる「訪れてよしの新潟」とは言い難い状況のようだ。

 

アゲアゲホイホイの新潟空港

 

12 月初め、新潟空港に関する明るい報道が続いた。平成30年3月、同空港ではLCC(格安航空会社)、ピーチ・アビエーションの新潟︱関空線が開設されたが、それ以来のめでたさだった。大手メディアはこぞって同空港の利用者が昨年対比で二桁の伸びを示していることを伝えた。

 

平成30年4月から同年10月まで新潟空港を利用した人の数は、前述のLCC就航もあり、前年の同時期よりも12%増えたという。同空港の利用者だが、ここ数年では平成25年度、同26年度と連続して100万人の大台を超えていた。だが同27、28年と大台を割り込み、ようやく同29年度に約102万2千人と3年ぶりに100万人超となった。このまま推移すれば2年連続で100万人超、しかも同30年度は110万人を超えようという勢いだ。

 

こうした報道の後に開催されたのが県議会の12月定例会。同月12日の常任委員会(建設公安委員会)では、平成30年4月から同年11月までの新潟空港利用状況が報告された。その内容な別掲のよう。利用者のトータルは対前年度比で112・3%となった。

 

別掲の表で分かるように、国内線は全体で昨対111・1%。中でも大阪線は関西空港を結ぶLCCの就航もあり、大阪空港(伊丹)と合わせて約7万5千800人増えた。そのほか中部国際と小牧の名古屋線、沖縄線はいずれも昨対で約103%となっている。

 

注目すべきは国際線で、中国・ハルビン線が昨対163%と断トツの伸び。そのほか上海、台北線も二桁の伸びを示し、ソウル線も堅調に推移した。定期便、臨時便、チャーター便を含め、国際線はトータルで昨対123・6%となっている、

新潟空港の利用者数はピークが平成16年度で、約145万人だった。それに比べれば、「2年連続で100万人超え」など喜んでいられないかもしれない。新潟空港と比べるのも申しわけないが、仙台空港は平成29年度の利用者数が343万人となり、過去最高を更新した。仙台に比べれば、新潟の利用者数やその伸び率はささやかかもしれない。

 

それでも新潟空港の上げ潮ムードは実にめでたい。勝負の流れがこちらに向いてきた高校野球みたい。スタンダードのコンバットマーチか、最近流行っているサンバティストの「アゲアゲホイホイ」とかの鳴り物入りで応援したいところだ。

 

次は香港定期便の就航だっ!

 

別掲した新潟空港の利用状況について、県議会12月定例会の常任委員会(建設公安委員会)で、当局側は以下のように解説していた。…続きは本誌に

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