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2018年10月20日

『成人の発達障害』

2018年04月27日

奈良心療クリニック院長
奈良 康 氏
■医師データ
奈良康(ならやすし)。新潟大学医学部卒。新潟大学医学部精神医学教室入局。川室記念病院、佐潟荘などを経て平成26年4月に奈良心療クリニックを開院。

 

 

職場や取引先、友人など、みなさんのまわりにちょっと変わった人っていませんか。もしかしたらその人は、成人の発達障害かも。今回はつきあい方などに配慮や注意を要する、成人の発達障害を取り上げる。解説は奈良心療クリニックの奈良康院長にお願いした。

 

「落ち着きがなく、協調性に乏しく、自分勝手で少し変わった子…。このように、悪い意味で目立つ子供ってみなさんのまわりにいませんでしたか。そんな子は、もしかしたら発達障害だったのかもしれません。

 

子供の頃であれば、『ちょっと変わった子』ですまされ、あるいは大目に見てもらいながら、何とか学校生活を乗り越えていたケースが多いでしょう。

 

ところが、こういった子供が、そのまま大人になると何が起きるのか。子供の時や学生では許容されていたことが、社会人になると許されなくなります。このような環境変化は本人にとってはもちろんのこと、職場の上司や同僚にとっても大変なストレスになります。

 

代表的な発達障害として注意欠如多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム障害(ASD)が挙げられます。

 

ADHDの人は落ち着きがない、集中を持続できない、あきっぽい、一旦気が逸れると元に戻らないなどといった特徴があります。結果、仕事で凡ミスを繰り返したり、同じことで何度も怒られたり、取引先との約束を忘れたり、仕事を任せても締め切りまでに仕上がらない等々、いろいろやらかし、『使えないやつ』といったレッテルを貼られてしまうことが多いです。…続きは本誌に

 

 

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