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2018年09月24日

『進歩する男性型脱毛症の治療』

2018年01月26日

ネクストスキンケアクリニック院長
小川 真有美 氏

 

■医師データ
北里大学医学部、新潟大学大学院卒。医学博士。新潟大学麻酔科学教室、皮膚科まるやまクリニック、野本真由美スキンケアクリニックを経て
17年12月開業。

 

20歳以上の男性の3人に一人は薄毛に悩んでいるという統計データがある。薄毛は医療機関で治療できるが、最近は新薬なども登場し、薄毛治療はさらに進歩しているという。そこで今回は、最新の男性型脱毛症(AGA)治療を取り上げる。解説はネクストスキンケアクリニックの小川真有美院長にお願いした。

 

「AGAの主な原因と考えられているのが男性ホルモンの一種、ジヒドロテストステロン(DHT)です。DHTの存在により髪の毛の成長期が短くなるため、髪の毛は十分に育たないまま、細くて短いうちに抜けてしまいます。これが薄毛のメカニズムです。

 

このDHTの産生を阻害するプロペシアが2005年に日本で初めて厚生労働省の承認薬として発売され、これによりAGAの治療が一般的な医療機関でも可能になりました。

 

プロペシアはあくまでも抜け毛を予防して脱毛症の進行を遅らせてくれる薬ですが、ザガーロは抜け毛の予防に加えて、発毛を促す効果もあります。髪の毛もより太く、長く成長していきます。

 

その違いは、AGAの主な原因であるDHTの産生に不可欠な5α還元酵素には1型と2型があり、プロペシアは2型のみ抑えるのに対して、ザガーロは1型2型ともに働きを抑制することができるところにあります。そのため、より高い効果が期待できるのです。

 

ただし注意していただきたいのは、発毛には周期があるため、薬を飲み始めてすぐに効果が現れるわけではないということです。個人差はありますが、効果が現れるまでに3カ月から半年くらいかかりますので、すぐに効かないからといって薬の服用をやめてしまっては意味がありません。…続きは本誌に

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