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2024年04月23日

ヤンママ奮闘記~頑張れ愛ちゃん!浮気亭主と悪徳探偵をやっつけろ!

2018年01月26日

妻の留守中に浮気相手を二人も連れ込んで…

 

今回の事件ファイルはご主人が奥さん以外の女性、それも二人の女性と不貞行為におよんでいたというお話です。しかも浮気相手の女性二人は友人同士であり、どうやら二人とも同じ男性に手玉に取られていることを知らずに交際を続けていたようです。

 

これはまさしく“四角関係”ということになりますが、私たち調査員は浮気現場を押さえるにとどまらず、悪徳探偵社とも全面対決することとなります。さて、結末やいかに―。

 

今回の調査依頼者は長岡市在住の西内愛さん(仮名・29=当時)。ご主人・隼人さん(同・32=当時)の浮気の有無を調べてほしいとのことです。隼人さんは長岡市内のGホテルでホテルマンをされているといいます。

 

愛さんが話します。

「1年近く前から主人の行動がおかしいのです。ホテルマンですから変則的な勤務となるのは仕方がないのですが、それにしても週の半分は朝帰りですからね…。 それで私、自分なりに浮気の証拠を掴もうと作戦を練ったのです。具体的に何をしたかというと、私がしばらく実家に帰ることにすれば、その間に自宅に女を連れ込むのではないかと考え、ICレコーダーを仕掛けたのです」 (愛さん)

 

妻が留守の隙に浮気相手を自宅に連れ込むというのは大胆極まりないことですが、愛さんはこういいます。

 

「主人はそんなにお金を持っていませんから、仮に愛人がいればホテル代をケチって自宅に連れ込むのではないかと…」 (同)

 

妻の勘は鋭いものです。自宅を数日留守にして、その間の室内の音声をICレコーダーでこっそり録音したところ、ご主人の隼人さんが女性を自宅に招き入れ、長時間にわたって一緒に過ごしていたことが判明したのです。

 

驚くべきことに隼人さんが女性を自宅に連れ込んだのは複数回におよび、しかも会話の声と内容から浮気相手の女性は二人いることが分かったといいます。

 

愛さんが続けます。

「音声を聞いたところ、一人の女性は主人と同じホテルにかつて勤めていた同僚で間違いないように思います。またもう一人の女性は、会話の流れからするとおそらくこの女性の友達みたいなのです。仮に私の見立てどおりなら、主人は浮気相手の友達にも手を出したということになります」 (愛さん)

 

ICレコーダーに記録された音声だけでは浮気の決定的な証拠とはなりませんから、私たち調査員はご主人・隼人さんの素行調査を開始することとなりました。

 

そして、愛さんは直前に依頼した別の調査業者にトンデモない目に遭わされたと私に打ち明けるのでした。

 

「長岡に住んでいるものですから、同じ長岡市のM社という調査会社に主人の浮気調査を依頼したのです。その後、私はICレコーダーを使って主人が自宅に女を連れ込んでいる証拠を掴んで、M社にもそのことを伝えていました。ところが費用の12万円を支払ったにもかかわらず、いつまで経っても報告書があがってこない上に、ついには連絡さえ取れなくなってしまったのです!」(愛さん)

 

愛さんは当然ながら支払った費用12万円を全額返金してもらいたいとも考えていらっしゃいましたが、この件についてはまず、当調査事務所が愛さんのご主人を素行調査して、実際どういう状況なのか把握してから、その結果を待って対応するのが賢明と判断しました。…続きは本誌に

 

 

 

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