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2017年12月17日

粟島浦村”村営バー”のママが飲酒で解雇!?

2017年08月26日

粟島浦村が運営するカラオケバーのママが「酒の飲みすぎ」を理由に正式採用からわずか1カ月余りで解雇されるという“珍事件”が発生した。水商売のママが客と一緒に酒を飲むのは普通の光景だが、村営とあってママの身分は臨時職員。勤務時間中の職員の飲酒はご法度ということなのか? しかしながら取材を進めると、村が彼女を解雇した背景にはまったく別の事情も見え隠れする。

 

村民待望のカラオケバー

 

♪ハァ テレビも無ェ ラジオも無ェ

♪ 自く るま動車もそれほど走って無ェ

♪ピアノも無ェ バーも無ェ
♪ 巡おまわり査毎日ぐーるぐる
(中略)
♪ 俺お らこんな村いやだ
俺らこんな村いやだ
♪東京へ出るだ

 

ご存じ吉幾三のヒット曲「俺おら東京さ行ぐだ」の一節だ。粟島浦村の話題に触れようかという冒頭に誤解のないように断っておくが、粟島浦村にはテレビもラジオもある。

 

ただし〈♪ 自く るま動車もそれほど走って無ェ〉は粟島浦村もそのとおり。同村では交通量が少ないためそれまで島内全域を見渡しても信号機がひとつもなかったが、8年前に子供たちの交通安全教育を目的に粟島浦村小学校前に初の信号機を設置した。

 

 

ちなみに信号機を設置するとはいえ〈♪自動車もそれほど走って無ェ〉ことから、押しボタン式だという。日本海に浮かぶ人口360人の小さな村は
昔ながらののどかな雰囲気を今も色濃く残している。

 

一方、この曲の一節に〈♪ピアノも無ェ〉とあるが、もちろん粟島浦村にもピアノはある。しかしその直後に続く〈♪バーも無ェ〉はそのとおりだ。

 

そんな粟島浦村に今年6月初旬、カラオケバーがグランドオープンした。場所は粟島観光案内所が1階に入居する建物の2階で、レストラン「タイボー」が営業するフロアの一角だ。

 

関係筋がいう。

「村民にとっては待望のカラオケバーですからね、6月6日にプレオープンして以来、連日大盛況ですよ。粟島の漁師は酒が好きだし、また強いんです。そこへ持ってきてカラオケ好きともなれば、ほかに社交場らしい社交場はありませんから自然に足が向くというわけです」(村内関係者)

 

カラオケバーにはボックス席はなく、カウンターのみ12 席。料金はいたってリーズナブルで焼酎の鏡月ボトルキープが1500円といったところ。さらにカラオケは無料。2、3千円もあれば楽しめる店だ。

 

良心的な店には違いないが、特筆すべきはこのカラオケバーの経営母体が粟島浦村であるという点だ。しかも店で働いている従業員の身分も村の臨時職員だという。

 

歌舞伎町の元ナンバーワンホステス

 

実際のところ粟島浦村役場はこのカラオケバーをオープンするに際して、今年3月から5月にかけてハローワークを通じて求人募集を行っている。

 

求人票によると、給料は16万円。主な業務は厨房での調理、ホールでの接客、メニュー開発・企画、村内・村外事業への参画など。

 

この求人をハローワーク村上で見つけて興味を持ったのが村上市在住の女性・Wさんだった。求人票には年齢制限が60歳と記されていたが、Wさんは69歳だったことからダメモトで担当者に連絡を取ったところ、意外にも面接の約束を取り付けることができたという。

 

実のところWさんは若い頃からバーやクラブ勤めをしており、水商売の経験は30年にもおよぶといい、東京・新宿にかつてあった国内最大級のグランドキャバレー
「歌舞伎町クラブハイツ」でナンバーワンを張ったこともあるとか。…続きは本誌に

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