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2017年10月22日

妻の二度の裏切りを乗り越えた盟友の依頼者と偶然の再会

2017年03月27日

深夜~張り込み中にかかってきた電話

 

今回紹介する事件ファイルは私ことシークレットサービス新潟所長が深夜の調査中に、ある人物から電話が掛かってきたことに端を発するエピソードです。

 

実のところこのお方、私にとって盟友ともいえる非常に感慨深い男性でありました…。

 

ここ10年ほどの間に県内各地ではスーパーやドラッグストア、書店、ファストフード店などさまざまな店舗が集まった複合商業施設が増えましたが、その晩、私は調査で新潟市内某所の複合商業施設の駐車場におりました。

 

この複合商業施設では牛丼店が24時間営業をしていることから、深夜になっても駐車場が閉鎖されることなく一般開放されています(それ以前からも開放されたスポットでしたが)。実のところ多くの不倫カップルがこうした駐車場を待ち合わせ場所とするのです。

 

新潟を含め地方の場合、不倫カップルは男女ともに車で動くケースがほとんどなのですが、多くの場合こうした駐車場に女性の車を止め(もちろん男性車両放置の場合もあります)、男性の車でホテル等に出向くのが典型的なパターンとなっています。

 

時刻は午前零時過ぎ。私たちがマークしている車は特殊な案件で、調査依頼者の“奥様の浮気相手と目される人物のそのまた交際相手”のものでした。奥様の浮気相手は出会い系サイトを利用し複数の女性との接触を繰り返していました。この複合商業施設の駐車場に止めた調査対象車両には、いうまでもなく車内に人物の姿はなく、車を駐車場に放置しどこかへ行ったきりの状況です。

 

いずれにしても最終的には誰かの車でまたこの駐車場まで送られてくるに違いありません。果たしていかなる人物に送られてくるのか、調査のポイントはその一点に尽きます(通常は…)。先の説明のとおり“奥様の浮気相手と目される人物のそのまた交際相手”という複雑なお話ですし、今回はそれ以上の説明は省略させていただきます。

 

そんな現場の折、私の携帯にある人物が電話を掛けてきました。すでに時計の針は午前1時を指そうとしています。

 

一刻を争う車両探査の真っ最中(今回は駐車場においての調査対象車両の捜索)であったため即座に電話に出ることはできませんでしたが、車両探査が済んで、別の調査員に現場を任せてから折り返し電話を掛けたところ、先方はこういうのでした。

 

「もしかして今、所長さんが乗っている車が僕の前を通りかかったと思いまして…」

 

電話の相手は田巻亮司さん(仮名・40)で、実のところ過去2回この探偵物語のコーナーに登場されています。つまり当調査事務所にかつて調査依頼をしてきた男性というわけです。

 

1回目は奥様の千夏さんが29歳当時のことで、学生時代に面識のあった男性と不貞行為におよんでいたことが判明しました。

 

2回目の調査はそれからおよそ1年後のことです。

 

「妻がまた浮気をしているかもしれません。最近やけに化粧や服装が派手になり、仕事が休みの日を誤魔化している可能性があるのです…」 (亮司さん)

 

そして調査の結果、千夏さんがまたしても浮気をしていることが判明。前回に不貞関係を結んでいた相手とは別の、千夏さんよりもずいぶん年上の男と浮気をしていたのでした。

 

浮気スポットで盟友と鉢合わせ!

 

亮司さんは家族のために若くしてマイホームを実現しました。子煩悩で家族思いの青年です。

 

奥様の不貞行為自体に目を瞑るわけにはいかないにせよ、「妻次第ですが、可愛い二人の子供たちのためにも、なんとかもう一度やり直す努力をしてみたいと思います…」(亮司さん)と、浮気相手をねじ伏せたあと離婚を回避して関係修復に努める覚悟を口にしたのでした。…続きは本誌に

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