• Clip to Evernote

2017年09月21日

『進化する男性型脱毛症の治療』

2017年02月27日

p181皮膚科まるやまクリニック院長
丸山 友裕 氏

 

■医師データ
弘前大学医学部卒。新潟大学医学部皮膚科学教室、富山医科薬科大学助教授、済生会新潟第二病院皮膚科部長を経て平成18年に皮膚科まるやまクリニックを開院。医学博士。

 

 

プロペシアの登場によって劇的に変化した男性型脱毛症(AGA)の治療。あれから10年余り、新薬の登場によってAGAの治療はさらに進化しているという。今回は最新のAGA治療を取り上げる。解説は、まるやまクリニックの丸山友裕院長にお願いした。

 

「2005年に厚生労働省がAGA治療薬として承認したプロペシアは、当時では画期的な薬といわれました。AGAは、男性ホルモンが毛根に到達した際に、5α-還元酵素の作用で、毛根を幼若化させる作用を持つジヒドロテストステロンに変わることで起こります。

 

プロペシアはその酵素の作用を阻害することにより、抜け毛の減少が期待できる薬です。

 

そんな中、昨年の6月に、同じく厚生労働省が承認したAGA治療薬、ザガーロが登場しました。

 

プロペシアが5α-還元酵素Ⅱ型のみを阻害するのに対してザガーロはⅠ型、Ⅱ型とも阻害するため、高い効果が期待できます。ザガーロの効果はプロペシアの1.6倍ほどで、特に前頭部の薄毛への効果がプロペシアより高いと言われています。薄毛の進行を食い止める効果に加えて、発毛・毛を太くする効果も期待できるというデータもあります。

 

その効果を実感するには、プロペシア同様、じっくり治療を続けることが大切です。ザガーロの場合、服用を始めて半年くらいで『抜け毛が減った』などの効果が実感され、1年くらいから増毛をはじめ、3年をめどにその状態を維持するようになるといわれています。その効果はプロペシア同様、医学的に証明されているものです。

 

女性にもAGAはありますが、女性の使用は残念ながら2薬とも禁止されていますので、この点はご注意ください。

 

ほかに医学的に証明されている薄毛の治療薬として、…続きは本誌に

  • Clip to Evernote

もっと読む